本で旅をする『東京八景』
あいつも、だんだん俗物になって来たね。そのような無智な陰口が、微風と共に、ひそひそ私の耳にはいって来る。
『東京八景』太宰治
本。
①読みたい・見たい本があるとき→ネット
②迷いを払拭したいとき→本屋
③会話をしたいとき→図書館
本1つとっても、求めるものによって
用いる方法が異なる。
興味のない人からしたら、
・欲しいものを欲しいとき買う
・近くに寄れたから本屋に寄る
目的のために用いるだけでも良い。
私は「迷ったら」たくさんの本がある場所に行く。
平台に並ぶ本の装丁の絵に惹かれたり
店員さんのおすすめするポップを読んだり
背表紙のタイトルに惹かれたり
帯に書かれる書評を読んでみたり。
旅に出るとき、日常から離れたいとき。
コロナだから出かけられないとか、費用がかかるとか
なかなか非日常に出会えない時は
本屋さんか、図書館に行く。
普段読まない本。手に取らない本を手に取る。
知らない世界が広がる。
本の物語の主人公の生き方を知る。
選ばなかった人生を空想する。
本は、冒険だ。
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