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ずるい人の特徴と末路そして救い

           <菊谷隆太 仏教版講話>  
❰要約❱   
    この講話は、仏教の視点から
「ずるい人」について深く掘り下げている。
❰ずるい人の特徴❱
惑業苦のサイクル: 煩悩(欲など)から悪業(悪い行い)を生み、その結果 苦しみが生まれる。
Bに注力: ずるい人は、A(煩悩を断つ)やC(悪行をやめる)に努力せず、B(悪事を隠す)にだけ注力する。
発覚を恐れる: 悪いことをしてもバレなければいいという考え。

❰ずるい人の末路❱
業力: 悪い行いは必ず悪い結果をもたらすという因果応報の法則。
悪報: 遅かれ早かれ、悪い行いは必ず自分に返ってくる。
無駄な努力: 悪事を隠そうとする努力は無駄。

❰ずるい人の救い❱
阿弥陀仏の本願: どんなに罪深い人でも救おうとする阿弥陀仏の誓い。
大悲の願船: 阿弥陀仏の願いを船に見立て、苦しむ人を救う。
光明の広海: 船に乗ると、暗い苦しみから解放され、明るい未来が開ける。

❰まとめ❱
この講話は、仏教の教えを通して、「ずるい人」の心理やその末路
深く分析し、最終的には、どんな人でも救いの道があることを説いている。特に、阿弥陀仏の本願は、罪深い人でも救われるという希望を与えてくれる。

❰ポイント❱
惑業: 煩悩、悪業、苦しみのサイクル
業力: 行いは必ず結果をもたらす❸ 阿弥陀仏の本願: どんな人でも救うという誓い

❰感想❱
今の社会、自分のことだけしか考えられない人が多くなった時代の風潮の中で、さらに「ずるい人」も増えているように思われ、日本人としてこのままでいいのか危惧する。 
    特に最近感じるのは、YouTubeやXなどで、有名人(大物)のあら探し揚げ足取りをして、切り取りアンチ映像アンチコメントを作成して興味を煽るだけの批判投稿する人が目立つこと。
   
さらに視聴者の興味をそそるように再生回数を増やし、収益を上げようとしている。再生回数が多くなると広告収入など収益が上がるので病みつきになって、挙句は収益を上げることを目的としてさらに相手を執拗に貶める興味本位の投稿を繰り返す人が目立つ。
    これによって、次第に金銭欲が強まり、このような「快感」が悪循環を生み、やがて批判対象を増やすといった行為で倫理観が麻痺し、「麻薬」のように日課になり止められなくなっているようだ。
    こんなずるい稼ぎ方の泡銭はやがてその反動がブーメランとなって自分に帰ってくるだろうし、悪銭身に着かずとなるだろう。長続きしないこと明白だ。こういう姿を見ていると、人間の弱さをつくづく感じる。
    
今回菊谷氏の"ずるい人"の講話を通して、自分ももう一度 生き方を見つめ直し、世に役に立つものを残すよう、より良い方向へ進まねばと強く感じた次第💬

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