見出し画像

今更ながら2024年の観劇を振り返る

 2025年も始まって既に二週間が経ちましたね。
 今年の観劇オタクとしての目標は、観劇数をセーブする、観劇記録をちゃんとつけるの二つです。
 2024年5月からnoteに観劇記録をつけ始めた訳ですが、9月に途絶えると言う四ヶ月坊主に終わってしまいました。無念なり。
 今年こそはちゃんと記録を残したいと思いつつ、2024年の観劇もさらっとですが振り返っておこうと思いました。
 2024年、観たのは以下の作品たち。

  • 舞台『東京リベンジャーズー聖夜決戦編ー』

  • 少年社中『テンペスト』

  • 朗読劇『朝彦と夜彦1987』

  • 『HIGH CARD the STAGE-CRACK A HAND』

  • ミュージカル『伝説のリトルバスケットボール団』

  • 『さよなら、チャーリー』

  • 『時をかけ・る〜LOSER〜』

  • MANKAI STAGE『A3!』ACT2!〜WINTER 2024〜

  • 朗読劇『むかしむかしあるところに、死体がありました。』

  • リーディングシアター『四つの署名』

  • 柿喰う客『殺文句』

  • 六月大歌舞伎夜の部 初代中村萬壽襲名披露狂言『山姥』

  • 三人芝居『怪物の息子たち』

  • 舞台『白蟻』

  • 舞台『刀剣乱舞 心伝 つけたり奇譚の走馬灯』

  • ミュージカル『憂国のモリアーティ』concert

  • 『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』

  • コブクロJUKE BOX reading musical 『FAMILY』

  • パペット・ファンタジー『ムーミン谷の夏まつり』

  • 劇団四季『ゴースト&レディ』

  • 『朝日のような夕日をつれて2024』

  • ミュージカル『ヘタリア〜The glorious world〜』

  • 舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears

  • 舞台『東京リベンジャーズー天竺編ー』

  • 九月歌舞伎公演『夏祭浪花鑑』

  • 九月文楽鑑賞教室

  • ミュージカル『黒執事』寄宿学校の秘密2024

  • 『羽州の狐』

  • 『ワールドトリガー the stage』ガロプラ迎撃編

  • MANKAI STAGE『A3!』Four Seasons LIVE2024

  • 少年社中『すいせいむし』

  • 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

  • 『白衛軍』

  • 十二月文楽 第一部

  • 演劇ドラフトグランプリTHE FINAL

  • 舞台【推しの子】2.5次元舞台編

  • 梅棒『クリス、行ってきマス!!!』

  • 『天保十二年のシェイクスピア』

 計38本。上映会は除いています。
 近年どうもグラミュやバレエから足が遠のいてしまっていますが、コロナ以後同じく足が遠のいていた歌舞伎文楽にちょいちょい行けたのは良かったです。

 昨年の印象として、原作好きすぎてあれ!?てなった作品がちょいちょい。ゴースト&レディとハリーポッターは原作好きすぎて期待値を大きく持っていきすぎたのか、観た後あそこは違う気がする……となって帰って来ました。
 ハリポタの場合J・K・ローリングも脚本に加わっている以上舞台化にあたる解釈違いとも違うよなぁと思い、いろいろ調べたところ東京で現在上演されているものはロンドン版よりあちこち削られている事がわかったのでロンドン版の脚本を読んでみました。結果、違和感を感じていた部分が削除されていた所で補完され、これなら納得!となったのでいつかロンドン版も観たいなと思いました。
 あんまり関係ありませんが、舞台を観てハリーが孤児で虐待されて育ったことによる心の傷ってめちゃくちゃ深いんだな……と改めて思いました。魔法というファンタジーの世界にめちゃくちゃリアルなテーマが描かれている、改めてすごい作品だなと思いました。うーん語彙が貧困。
 原作物の舞台化と言う意味では推しの子の舞台がとにかく秀逸でした。そもそも今作で描かれたのは、原作の途中も途中の2.5次元舞台編のみ。
 その名の通り人気漫画を原作とする2.5次元舞台の制作過程から上演までのエピソードを正に2.5次元舞台でやると言う、正直胃が痛い挑戦作。
 作中で脚本に納得のいかない原作者が脚本家の降板を希望すると言う場面があるだけに下手な脚本でやろうものなら格好がつかないこと必至。
 が、見事この難関を乗り切って非常に上質な舞台になっていました。
 今作においては蛇足になるであろうアイやルビーは原作メイン中のメインでもカット。劇中劇東京ブレイドは原作に描かれなかった部分を過不足なく補って一つの2.5次元舞台に。
 一年の振り返りなのでこれ以上の言及はしませんが、脚本演出の中屋敷さん本当グッジョブ。
 終演後、今まで観た2.5次元で一番面白かった!と言う声がちらほら聞こえたのが何故か自分ごとのように嬉しいオタクでした。
 振り返りに話を戻して、観に行った中で役者で言うと平野良さん(朝彦と夜彦、リトルバスケットボール団、時る、白蟻、モリミュ、羽州)、多和田任益さん(白蟻、熱海モンテカルロ、梅棒)の出演作は満足度が高かったです。お芝居が素敵なことはもちろん、脚本も好きなお話が多かった。
 多和田さんが所属する梅棒さんはダンスのみで表現するノンバーバル演劇を公演してますが、毎回観た後ハッピー!!となるので、私は梅棒と書いて「約束されしハッピーの地」と読むと思っています。
 
 と、大急ぎで振り返りました2024年の観劇。
 実は明日が今年の観劇初めなので今年こそは本当にちゃんと記録を書きたいです。
 そして観劇数を減らすのが目標なのですが果たしてできるのか……既に面白そうな作品がたくさん目に入ってくるので困っています。困った困った。
 何にせよ今年も良い舞台と出会えますように。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集