![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83759839/rectangle_large_type_2_84df55139e3feeb432f3c112913ce4af.jpeg?width=1200)
土砂降り ポタリング
台風5号が、日本付近を通過した日。
各地で大雨や急な雷雨に注意が必要だといわれていました。
この日、日中は暑い日でしたが、ポタリングに出かけていました。
夕方,東の空に厚い雲が空を覆っていました。
あまりにもすごいので、スマホで写真を撮りました。
雨が降りそうだなと思っていたら、ポツリとくるではありませんか。
雲の厚いところより、まだ明るく雲の薄いところで雨が降るんですね。
これはやばいと急いで自転車を漕いで走りました。
日ごろの行いが良かったのか、
ポツポツと雨数が増えてきます。
このままじゃずぶ濡れになる予感がしたので、
どこかで雨宿りしようと、場所を探しながらの走行です。
ところが、世の中良くできたもので、
こんな時に限って、雨宿りするところがなかなか見つかりません。
焦る一方です。
![](https://assets.st-note.com/img/1659267319515-UrZAKpd8jL.jpg?width=1200)
やっと何かの工場のような屋根が付いたところが見つかりました。
しかし、ロープが張ってあり、入らないようにされています。
人がいないので、仕方なしにロープを持ち上げ、
屋根の下に滑り込みました。
するとどうでしょう。
雨がますます強く降ってきたのです。
おまけに雷が見えませんが、ゴロゴロと何回も鳴いていました。
雨って、雷神の涙?大粒で多い。
![](https://assets.st-note.com/img/1659267344917-kQuv3yYdhE.jpg?width=1200)
西の空を見ると、雲の間から陽が漏れています。
あんなに明るいのに、こちらは雨かよ。と思ってしまいました。
スマホで雨雲レーダーを見ると、真っ赤です。
集中豪雨がちょうど上空を通過しているのです。
雨は土砂降りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659267390162-SeV2ypGmRN.jpg?width=1200)
車も激しい雨脚に徐行運転しています。
そんな中、若い男女二人乗りのオートバイが過ぎていきました。
二人ともずぶ濡れで、
シャツが、雨で透き通って肌に張り付いている様子が見えました。
自転車も傘もささずに走り抜けていきました。
ロープがなければすぐに雨宿りできたのに、残念でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1659267422793-wWwC3LJ24x.jpg?width=1200)
以前、雨の境目を見たいと思ったことがありました。
よく考えると、降り始めと降り終わりが、境目なんですね。
変に納得したことを覚えています。
また、ある日、川の土手を自転車で走っているとき、
遠くの雨雲の下から、雨雲の範囲で白っぽく地面まで
カーテンのように雨柱が達しているのを見たことがあります。
それがそこだけに降っている雨の様子なんですね。
降っているところと降っていないところの境目が
きちっと分かれているのでした。
この頃は温暖化のために局地的な豪雨が多く、
降っているところと降っていないところがはっきりしています。
すぐ横でも降っていなかったりするのです。
ポタリングには雨雲レーダーは必須です。
これが、最近の天気は、変化が激しいので、
予報が全然当たらないのです。
雨雲発生や近づきそうだったら、
安全策をとって事前に避けるのですが、
そんな時に限って、雨が降らないのです。
雨雲が消えているのです。
本当に最近の急変する天候には泣かされます。
雨雲レーダーも役に立たないのですから。
そんなわけで、雨雲レーダーでは1時間ほど、
雨宿りする必要があったのですが、
30分ほどで小ぶりとなり、自転車で走りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659267449234-M6hcyonTnM.jpg?width=1200)
すると、どうでしょう。
15分ほど走ったら、
また降ってきたのです。
雨脚が強くなり、急いで雨宿り。
そこで20分ほど待って、小ぶり状態になって、また走り出しました。
ずぶ濡れは避けられましたが、時間はかかりました。
でも何より。
皆さんも、急な局地的豪雨には十分注意しましょう。特に雷に注意。
土砂降りのポタリング、実況中継?でした。