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20分話したい、聴いてほしいと思うときってどんなとき?の一つ、私の場合は…

リスナー&事務局のひろみです。

20分話してみる、聴いてもらう良さを伝えていますが、実は自分が20分、実際に話し、聴いてもらうのは年に数回です。

では、その数回はどんなとき?と改めて振り返ると、私の場合は、一つは「ただ泣きたい」ときです。

先日は、研修生に20分聴いてもらいました。

(正確には私がタイマーが鳴っても勝手に話し続けて30分…)

研修生は、「うん、うん」と、ずっと遮らずに、聴いてくれました。

私の中では何度かしている話で、でもいつも「今、話したい」と思うきっかけがあって、繰り返し話します。

毎回、前半は背景説明に時間を費やしてしまいます。

時間がもったいないと自分でも思うけれど、私には繰り返しでも、聴き手さんにとっては初めての話でわかるように、という意図もありつつ、それより、自分自身にとってその背景を一定期間毎に、生々しく思い出すことが必要なのだと思います。

だから抽出する箇所は少しずつ変わるけど、毎回、気がつけば繰り返してしまう。

そして、後半、終盤になって、ようやく「今、話したい」と思ったきっかけに辿り着き、最後は必ず泣きます。

私にも聴き手さんにも日常生活があります。

20分という制限があって、且つ安心安全の場で話せること、が私には大切なのだと思います。

オンライン、画面オフという気楽さもあると思います。

鼻水を垂らしても見られないで済むし、終了後、無理に取り繕う必要もないし、逆に、「えーあんなに泣いていたのに、もう普通に日常なの?!」と驚かれることもない。

(そう、おかげさまで、実は自分でもびっくりするほど早く切り替えられています。)

聴き手さんによって、丁寧に要約や確認を入れてくれたり、質問をしてくれたり、ただ「うんうん」と聴いてくれたり、違いはありますが、きっとそのとき必要な組み合わせと気づきが、自然の力で選択されているのでは?と勝手に思っていて、どの聴き手さんにも、感謝しかありません。

この時間を共に過ごしてくれてありがとう。

私の気持ちをわかろうと、そこに居てくれてありがとう。

あなたのリソースを私のために費やしてくれてありがとう。

1人では、この時間を取らない。取れない。

1人では、こんな風に泣いて、そのあと、切り替えて日常生活に戻ることはできない。

私は、AIに話したいとは、少なくとも今は思わない。

そこに体温や息遣いを感じさせてくれる

あなたが居てくれたから、できました。

この時間を持てたことが、私の「今」と「この先の人生」を、より、意味あるものにしてくれます。

誰に向けて書いているのかわからなくなってきてしまいました。

おはなしDAYは、そんな風にも使っていただける、という一つの例の紹介と聴いてくれる仲間への感謝を伝えたかったのだと思います。

中には、聴いてもらって、違和感が湧くこともあると思います。

そんなときも、諦めず、同じリスナーでも違うリスナーでも5回くらい試してもらえたら嬉しいです。

(できるだけ、そこまでに100分も費やさせてしまわずに済むよう、リスナーは感度、精度を上げるべく、裏でトレーニングしております。)


(2022年2月8日の記事より)


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