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ファスト&スロー | 第2章 注意と努力
ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。
知的努力
システム2は、努力や自制を要する仕事ができる。
※普段、システム2は怠け者で、どうしても必要な努力以上のことはやりたがらないが。
使える努力の量は決まっている(注意力の精妙な分配)
→そのため、システム2では、最も重要な活動に必要な注意力を確保する。残った注意力を、その時々の別のタスクのに振り分ける。
あるタスクに習熟するにつれ、必要なエネルギー(努力)は減る。
人間は、ある目標を達成するのに複数の方法が存在する場合、最終的に最少ない努力ですむ方法を選ぶ(=最小努力の法則)ので、スキルの習得も、その利益とコストで天秤にかけて行われる。
システム2は、「タスク設定」が出来る。
慣れない作業を指示されたとき、それに応じられるよう記憶をプログラムすることができる(=実行制御)
※別々の行動を要求する複数の事項や、ルールに従って組み合わせないばならない複数の事項を同時に記憶にとどめるには努力を要する。
+あるタスクから別のタスクに切り替えるのは困難
+時間的な制約はさらに努力と必要とさせる
その他知的努力に関して
★瞳孔は、知的習やを敏感に示すバロメーターになる(集中すると瞳孔は広がる)。
身体的な反応であり、感情的覚醒とは異なる。
★脳がダッシュしている時、人間は実質的に目が見えなくなっている。
▼flier要約