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1.人間の感情に働きかけるクリエイティブ

先日、The Breakthrough Company GO 社長三浦氏の講演を聞きました。
「クリエイティブの力で、社会のあらゆる変化と挑戦を推進していく」ミッションの元、クリエイティブの制作からアカデミーまで手掛けている会社。
彼の熱量は、遠くの席だった私にも伝わってきて思わずメモする手がとまらず、終始引き込まれた時間でした。

クリエイティブ制作のディレクションを仕事としていますが、ふと振り返ると、これは絶対人に伝わっているだろうなと思えるものと、正直早く世の中から抹消してほしい、と思ってしまうものがあります。
なぜ自分が自信を持てるクリエイティブなのか、そうではないのか少し立ち止まって分析してみたいと思います。

感情と折り合いをつける制作の世界

クリエイティブに携わる人は、だれしも思うであろう、「これを作りたい」「これが喜ばれるはず」という自分の想い。
想いのままに仕事をしてきて何度も頭打ちにあいました。
なぜ、私の想いが伝わないんだろう?悩む日々でした。

なぜうまくいかなかったのか、フラットに考えてみると、答えは見えてきました。

それは、顧客が見えてなかったから。
この商品、この商材を「購入する」と行動に移す人はどんな人なのか?何に心が動くのか?その分析の時間をどれだけかけられるかが私が行きついた答えです。
つい他の案件が立て込んでいる、納期が迫っている、そんな状況下で、「私が納得するクリエイティブ」を出しても本当に刺さるのかはまさに運だと思います。

感情に働きかけるクリエイティブ

どれだけ、届けたいユーザーに想いを巡らせるか
・ターゲットの年齢・性別・その他属性
・特徴は?
・どんなライフスタイル?
・目にする情報はなに?
・どんな課題を抱えている?
様々考える要素はたくさんありますが、一番大事なのはターゲットが何に感動するのかだと思っています。

人は理論ではなく感情を優先することが多々あります。
もの買う時、会社に入るとき、人や物をすきになるとき、心が動いて感情で選択した経験がありませんか?
クリエイティビティーは、購買決定要素であると思います。

企業側も意思決定要素に深くかかわっているクリエイティビティにもっと力を入れてもいいのではと思います。
例えば、安く、おいしくするのには、コストがかかります。
それが、パッケージや、ネーミング、感動的な広告をみたあとに、購入につながるかもしれない。三浦氏も講演の中で、もっと日本においてクリエイティブが重宝されてよい、価値が上がっていいんじゃないか、と話をしていました。
クリエイティブの力を少しでも最大化し、ビジネスの加速となるような仕事がしたい(できるようになりたい)そう思います。


長くなりましたが、クリエイティブに携わる者として、
感じたことや勉強になったことをこのnoteでは発信していきたいと思います!

日々進化と変化と挑戦を!
感動が溢れる世の中に。


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