GLOBISのYouTube 深井龍之介が語る「成功するリーダーに必要な歴史観」を見て思うこと ver1:歴史を学ぶことの必要性とリスク

GLOBISのYouTubeチャンネルで公開された深井龍之介さんの「成功するリーダーに必要な歴史観」というテーマの動画を視聴しました。感じたことが多くあるので、いくつかのテーマに分けてまとめていきたいと思います。まず最初に、冒頭で「???」と思ったことについて。AIが発達することで、単に本をたくさん読んだからといって評価される時代は終わりを迎え、これからはAIを上手に活用した読書術が求められる時代が来るのではないかと感じました。しかし、深井さんが語った内容の中にも非常に共感できる部分があったので、それについても数回に分けて書いていきたいと思います。

深井さんのやってることはもう古い

動画を視聴していて、私は一つの疑問を抱きました。AIが急速に発展する今、膨大な本を読むこと自体にどれほどの価値があるのだろうか、と。AIは瞬時に情報を処理し、必要な知識を整理して提供してくれます。そのため、ただ多くの本を読んだからといって、それがリーダーとしての価値を高めるとは限らない時代が来るかもしれません。

むしろ、情報が氾濫する時代においては、どのように情報をキュレーションし、どの部分に焦点を当てて深く理解するかが重要です。動画の中でご自身が世の中の流れが大きく変わることをOSのアップグレードと言われてましたが深井さんが行ってきた大量の読書も、AIの登場で大きなOSのアップグレードなのでこれからは「やりすぎ」と評価される可能性があるのではないかと感じました。

歴史には勝者の視点が強く反映されるリスク

また、コメントした方が言われていたのですが、歴史と勝者が敗者のことを都合よく書き換えてきたものであるというリスクです。歴史書には、勝者の視点が色濃く反映されていることが多く、必ずしも中立的な真実を伝えているわけではありません。リーダーは、そのような偏りのある情報をどう扱うかについても慎重でなければなりません。

結論: 情報のキュレーションがリーダーシップの鍵

未来を見据えるために過去を学ぶことは依然として重要ですが、その学び方は変わりつつあります。これからの時代、単に多くの本を読むだけではなく、情報をどうキュレーションし、どの部分に焦点を当てて深く掘り下げるかが、リーダーシップを発揮する鍵となるでしょう。

今回の動画を通じて、リーダーシップに必要な歴史観について考えさせられると同時に、AI時代における新しい学び方の重要性を再認識しました。次回は、このテーマについてさらに深掘りしていきたいと思います。

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