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2023年に摂取した諸々 #美術館・博物館巡り
去年も色々行きましたので、例によって振り返り。
今年は不洗鉄から始める予定。
【1月】
茅ヶ崎市美術館
湘南を描く 入江観展
茅ヶ崎市美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) January 28, 2023
湘南を描く 入江観展
小杉放菴記念日光美術館で観て以来、気になっていた入江観の展覧会。
ふと見かけた"いい感じ"な光景をちょっと離れた所から眺めるような、日常と地続きな肌触りの観賞体験が大変宜しゅうございました。もっと観たい。 pic.twitter.com/dcy6YmiLmE
22/12/10~23/2/5。
地に足の着いた抒情性。
【2月】
泉屋博古館東京
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅳ 不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選
泉屋博古館東京
— 小日向悟 (@PegasusSK02) February 16, 2023
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅳ 不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選
しきょうそん博士に会いにいってきた。住友コレクションの名品を堪能。正に"ふへん"の造形美。 pic.twitter.com/jVocqJRvcr
23/1/14~23/2/26。
次にしきょうそん博士に会えるのはいつになるか。
【3月】
東京国立近代美術館
東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密
東京国立近代美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) March 25, 2023
東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密
「史上初、ぜんぶ重文」よりも「問題作が傑作になるまで」こそがこの展覧会のキモなのだね。どのような背景で作品が創られ、それがどう評価されて重文に至ったか、そう言う美術史的な側面から観る展覧会であって、 pic.twitter.com/ITkjZKTkHj
つまりはキャプションと図録が本体。次回は音声ガイド借りよう。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) March 25, 2023
後、十二の鷹がまた竹橋で観られる日が来るとはおもわなんだ。
東京国立近代美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 23, 2023
東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密
弱法師に会いに2回目。今回、音声ガイドデビューして見たが、なるほどキャプションと補完しあって観賞が深まる。 pic.twitter.com/lM8aeqth3I
東京国立近代美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 30, 2023
東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密
悲母観音は観ないといけないので3回目。弱法師と行く春を思う存分浴びた。 pic.twitter.com/t1JEbVsdMq
23/3/17~23/5/14。
3回行けた。
【4月】
国立工芸館
ポケモン×工芸展 ―美とわざの大発見―
国立工芸館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 22, 2023
ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―
同じ旧陸軍庁舎のせいか竹橋時代を思い出させる新工芸館。20名の本気を目の当たりにすると、あちらの世界には間違いなくこう言う工芸品があったに違いないと言う説得力がある。 pic.twitter.com/kCnHeh1T5Z
ホウエン3伝説モチーフの染付大皿なんて絶対あったし、ホウオウ・ルギアを対にするのは竜虎とか風神雷神並みに定番のモチーフだった筈だし、ブイズ使った揃いの刀装具とか根津美術館か永青文庫あたりで見た(存在しない記憶)。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 22, 2023
というか、この企画の海外版が凄く見たい。草ポケモチーフのアールヌーボーガラスとか、バッフロンモチーフのネイティブアメリカンアクセサリーとか、四災モチーフの古代中国青銅器とか。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 22, 2023
池田晃将の螺鈿が凄くて、2枚目、01紋様でミュウツーのシルエットを表現しており凄い。坪島悠貴の完全変形アーマーガアも凄いし、田口義明のタッツーがキングドラに至る流れの表現が素晴らしく、桝本佳子の信楽のロコンは正に狐色で美味しそう。 pic.twitter.com/0uzWQCc6oO
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 22, 2023
後、小宮康義のポケモン江戸小紋は、今からでも遅くないので、直ちにグッズ化すべき。手拭いとかTシャツとかミュージアムショップに並んでないとおかしいのでは。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 22, 2023
23/3/21~23/6/11。
まさか、日本に帰ってくるとは。で、グッズは増えてます?
【5月】
東京ステーションギャラリー
大阪の日本画
東京ステーションギャラリー
— 小日向悟 (@PegasusSK02) May 20, 2023
大阪の日本画
まとめて紹介されて前後背景がわかると"大阪の日本画"の実像が見えて、新しい扉が感がある。中村貞以の芸風の広さ、平井直水の風雪猛鷲図が良かった。 pic.twitter.com/lSK1UdA7nL
23/4/15~23/6/11。
近代大阪日本画はもっと盛り上がるべき。
【6月】
あべのハルカス美術館
恐ろしいほど美しい 幕末土佐の天才絵師 絵金
あべのハルカス美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) June 10, 2023
恐ろしいほど美しい 幕末土佐の天才絵師 絵金
再びハルカスで絵金と見える。河鍋暁斎と同門だとは知らなかった。祭りの様子を再現する展示が面白い。 pic.twitter.com/kUl8MAFEgV
23/4/22~23/6/18。
クラファンしました。
【7月】
泉屋博古館東京
特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中 後期
23/6/3~23/7/23。
ここからnoteのつぶやき。やはり櫻谷さんは良い。
【8月】
サントリー美術館
虫めづる日本の人々
23/7/22~23/9/18。
サン美は面白い企画が多い。
【10月】
大阪中之島美術館
特別展 生誕270年 長沢芦雪 ー奇想の旅、天才絵師の全貌ー
23/10/7~23/12/3。
本当に関東巡回どうにかなりません?
【11月】
東京国立博物館
やまと絵-受け継がれる王朝の美-
23/10/11~23/12/3。
再訪したかったが、1回しか行けなかった。
【12月】
郷さくら美術館
村居正之の世界 ―歴史を刻む 悠久の青―
23/12/2~24/2/25。
良い青を堪能できた。
【選外次点】
山梨県立美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) January 14, 2023
米倉壽仁展 透明ナ歳月 詩情ポエジイのシュルレアリスム画家
生涯を通してシュールレアリスムの表現を探究し続けた画業を堪能。個人的には各年代を通して"あお"が印象的な作品が刺さった。 pic.twitter.com/KUCbZuqtXq
府中市美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) February 25, 2023
諏訪敦「眼窩裏の火事」
記録と記憶を積み上げ、モチーフを形作った歴史まで織り込んで書き上げる、それが諏訪敦の"写実"なのだなぁと。
会場には題名すら掲示せず、安易な答え合わせを許さない。観賞者に自発的な解読を要求する展示スタイルが好き。 pic.twitter.com/qiZPXIZF5P
茨城県近代美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) March 24, 2023
速水御舟展
新南画から写実の追及を経て、装飾性への回帰、早世してなけりゃ、その先どんな境地にたどり着いたのか…、勿体ない。出展作では、夜梅が特に良かった。 pic.twitter.com/sQ2jPlQb8a
自前の展覧会スケジュールとのバッティングで仕方ないのだろうけど、炎舞か散椿のどっちかは観たかったよね、やっぱり。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) March 24, 2023
群馬県立館林美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) March 24, 2023
山中現展 描かれた詩
喜多方市美術館で観た時もそうだったけど、彼の作品を観ると、Eテレやポンキッキでショートアニメ化されているのを観たという存在しない記憶が湧き出すのはどうしてでしょうね。 pic.twitter.com/w46rUhOnIa
だって、80年代の作品とか、みんなのうたで寂しげな歌のBGAになってたの見たし、2000年代の作品は楽しげな曲をバックに動いてるじゃないですか!
— 小日向悟 (@PegasusSK02) March 24, 2023
(個人の妄想です。)
静嘉堂@丸の内
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 29, 2023
明治美術狂想曲 前期
雅邦の龍虎図に会いに来た。これ雅邦が想定していた観賞視点って、何処からだったのかてのが、何時も気になる。 pic.twitter.com/NVPjWNwhjX
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
— 小日向悟 (@PegasusSK02) April 29, 2023
開館25周年記念展 京都 細見美術館の名品 ー琳派、若冲、ときめきの日本美術ー
若冲の水墨の良いところがごっそり出てて有難い。こんなに出して大丈夫かってレベルの展示が関東で観られるとは。 pic.twitter.com/60bD8WRzhN