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2021年に摂取した諸々 #美術館・博物館巡り
何事もなけりゃ、今頃、京都で一杯やってた筈なんですけどね…。年明ける前にもう少し無理しておくべきだった…。深堀隆介も無理っぽい…。
それはそれとして、2021年まとめの月毎ピックアップ。まさか、積展覧会なんて概念を生み出すとは思っても見なかった一年。
【1月】
太田記念美術館
和装男子 ―江戸の粋と色気
太田記念美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) January 16, 2021
和装男子 ―江戸の粋と色気
2021年一発目はオンラインで。スマホで画像拡大して、矯めつ眇めつというのは、浮世絵本来の鑑賞法を追体験しているようで新鮮な鑑賞体験。春信から芳年まで網羅して800円見放題は安い。https://t.co/7WY3EMGkn7
21/1/6~21/1/28
今年前半はオンライン展覧会に救われた感。太田記念美術館様には足を向けて眠れません。観覧権購入したものの観れてないのが少なからずあるのは秘密だ。
【2月】
太田記念美術館
没後30年記念 笠松紫浪ー最後の新版画
没後30年記念 笠松紫浪ー最後の新版画
— 小日向悟 (@PegasusSK02) February 23, 2021
太田記念美術館
オンライン展覧会にて。
観賞権の販売は前期会期終了の2/25までなので急げ!https://t.co/B8Wo6CEcsD
渡邊版と芸艸堂版の差異に時代の空気を感じるなど。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) February 23, 2021
後、飯坂に笠に雪が積もったオッサンが見えてしまって駄目。 pic.twitter.com/o0LhAyedIJ
21/2/2~21/3/28
何か一枚掛かったような独特な“淡さ”が良いのですよね。
【3月】
高崎市タワー美術館
挑む浮世絵 国芳から芳年へ
高崎市タワー美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) March 20, 2021
挑む浮世絵 国芳から芳年へ
会期末間際に滑り込み。国芳と芳年を中心に一門の作品が集合。やっぱり国芳一門はエンターテイメントですね。 pic.twitter.com/xm3XmgEBsr
21/2/6~21/3/21
国芳一門は良い。まだガンには効かないが、そのうち効くようになる(
スクショ略)。
【5月】
喜多方市美術館
山中 現 展 星の記憶
山中 現 展 星の記憶
— 小日向悟 (@PegasusSK02) May 1, 2021
喜多方市美術館
去年の序章に続いて、今年もGWに山中現。今回は立体作品やガラス画も展示。
やはり、80年代の木版作品がべらぼうに好き。無理だろうけど、宙とか、The third nightとか、欲しいレベル。 pic.twitter.com/MJuksu1Dmg
山中現の80年代の作品群、特に星火辺り観てると、昔、Eテレでクレイアニメとか、みんなのうたのBGAで観たなぁ、と言う、有りもしない記憶が甦って来るのですが、なんなんでしょうかね、これ。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) May 1, 2021
21/4/24〜21/6/20
飾る場所が無くて思いとどまったものの、版画作品なら現実的な値段で入手可能なんですよね、山中さんの作品。
【6月】
静岡市美術館
没後70年吉田博展
静岡市美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) June 26, 2021
没後70年吉田博展
江戸の敵を駿府で取った。空気と光を摺上げた作品たち。確かにこれは洋画であった。 pic.twitter.com/oQev2pQpDd
21/6/19~21/8/29
巡回があるなら、大都市圏を外した方が楽だし、存分に堪能できるってのは新たな見識でしたね。…観れる時に観とかないと、どうなるかわからないってのも真実ですが。
【10月】
府中市美術館
府中市美術館 開館20周年記念 動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり 前期
府中市美術館 開館20周年記念 動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり 前期
— 小日向悟 (@PegasusSK02) October 23, 2021
府中市美術館
応挙の狗子と家光の木菟が同列に並ぶのは、府中市美術館だけ!出展数が応挙蘆雪に次いで、ゴーギャンと同格とか凄いな家光画伯。 pic.twitter.com/eqLGxFfD6j
十二支図の蘆雪犬の平常運転振り、伊川院の波兎の可愛さ、華堂の子犬のモルモット風味、狙仙の手長猿、蕙斎の絡み合う手長猿、若冲の水墨鶏、良い。
— 小日向悟 (@PegasusSK02) October 23, 2021
21/9/18~21/11/28
かわいいとたのしいしかない(語彙力喪失)。年1候補の一つ。
【11月】
愛知県美術館
曽我蕭白 奇想ここに極まれり
曽我蕭白 奇想ここに極まれり
— 小日向悟 (@PegasusSK02) November 13, 2021
愛知県美術館
旧永島家襖絵を初めとした大作揃い。墨と言う画材を極めた感がある縦横無尽の筆運び。素晴らしい。 pic.twitter.com/20rNxpkgFe
21/10/8~21/11/21
スゴイしかなかった(語彙力喪失)。年1候補の一つ。
【12月】
大倉集古館
篁牛人展~昭和水墨画壇の鬼才~ 後期
大倉集古館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) December 12, 2021
篁牛人展~昭和水墨画壇の鬼才~ 後期
大倉集古館
凄いものを見た。繊細な線描、大胆なデフォルメ、渇筆による幻想と妖気の漂う背景…、前期も観たかった…。 pic.twitter.com/k0CGhU2mPK
21/11/2~22/1/10
不染鉄と出会った時以来の衝撃。年1候補の一つ。彼のホームである富山遠征を本気で検討中。
【選外次点】
斎藤清とハニワ!
— 小日向悟 (@PegasusSK02) May 1, 2021
やないづ町立斎藤清美術館
作品のモチーフとなったトーハク所蔵の埴輪・土偶を借りてきて、作品と見比べて観賞出来ると言う面白い趣向。抽象表現への移行期に埴輪がどのような影響を与えたのか、と言う視点での展示構成。 pic.twitter.com/xmzfsmbFlJ
足立美術館展 横山大観、竹内栖鳳、華やかなる名品たち
— 小日向悟 (@PegasusSK02) May 3, 2021
宮城県美術館
宮城で島根の足立コレクションを堪能するの図。
京都画壇展以来の春挙の瑞祥。これを観られただけで、ここまで来た甲斐があった。 pic.twitter.com/vWp9BYzqo4
山元春挙の瑞祥が大好きなんですよ。足立美術館も一度は行きたい。
静岡県立美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) June 26, 2021
忘れられた江戸絵画史の本流—江戸狩野派の250年
多士済々、実は個性豊かな江戸狩野の世界。実に面白かった。 pic.twitter.com/9s9VToLM8I
千葉市美術館
— 小日向悟 (@PegasusSK02) December 12, 2021
福田美蘭展 千葉市美コレクション遊覧
千葉市美術館所蔵の本歌と作者自身の解説が贅沢。竜虎図と閉じた屏風の中の獅子が良い。 pic.twitter.com/AK2p6EisMd