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2024年12月1日に『戦前生まれの旅する速記者』が発売されます!

こんにちは。
百年残る本屋へ、双子のライオン堂の店主の竹田です。

いろいろ仕込んでいたものがここにきて爆発的に公開されていきます。
みなさんついてきてくださいね!

まず、ちょっと前に情報解禁していますが、出版部から

2024年12月1日に『戦前生まれの旅する速記者』が発売されます!


速記一本で時代を駆けてきた女性の
軽やかなキャリアと人生の軌跡
「こういう話、面白い? そう。じゃあよかったわ。」

この本は、大正最後の年=1926年に生まれて、80歳になるまで速記者を続けた佐々木光子さんの人生を聞き取ったものです。

佐々木さんは戦前に女学校で速記を学び、日本銀行に勤め、戦後にフリーの速記者として独立。
NHKラジオでは寄席で落語を書き起こし、雑誌「平凡」では作家や俳優の座談会を活字にまとめ、青山学院では速記の講師を担い、経済界では田中角栄をはじめとした歴史に名を残す政治家たちの会合にも臨席。
速記の国際会議をきっかけに40代でフランス語を学び始め、語学留学と海外旅行を重ねるようになりました。

何歳になっても好奇心を失わず、時代に流されることもなく、速記という仕事一筋に駆け抜けてきた佐々木さんの約1世紀にわたる人生は、今とこれからを生きる私たちに大きな気づきをもたらしてくれるはずです。

本書に収録した主なエピソード
・樺太の職工だった父が残した月給袋    
・日本銀行の地下室の秘密
・速記で乗り越えた新円切り替え      
・いわさきちひろが描いてくれた絵
・田中角栄の一言「速記屋さんご苦労さん」 
・家を建てるために箱根で働く
・デンスケ(テープレコーダー)の普及   
・速記者御用達の原稿用紙とペン
・フランス滞在。異国の文化を生きる    
・ベルリンの壁を越えた先の光景

本日、順調に印刷製本の工程を進んでいるという報告をいただきました。

早ければ今週中にこちらに現物が届く予定です。

この本の構想はコロナ前からです。
色々紆余曲折あり出版計画も変更などあり、このタイミングで出版することになりました。

予約いただくと少し早くお手元に到着します。

どうぞ、よろしくお願いします!

引き続き、告知のコーナーです。

本日です!

神保町・チェッコリさんにて11/13(水)19:00〜
【店内開催】チェッコリ読書クラブ:テーマ本は『アンダー、サンダー、テンダー』(チョン・セラン 著、吉川凪 訳)

次は、定番のお知らせ!
カレーとご飯!

書泉さんとのコラボ企画「華麗に文学をすくう?」が好評発売中です。
第2弾・合計4作まで出てます。
販売先も募集しています。ぜひお声かけください。

そしてまもなく第3弾目の2作も予約が始まります。

それで、たまたまなんですが、父が下記のような企画を数年前から始めて、お米の取り扱いもしています。合わせてどうぞ。

続いては、これから開催のお店のイベントの一覧です。

自店以外のイベントにも登壇予定です!

神保町・チェッコリさんにて11/13(水)19:00〜
【店内開催】チェッコリ読書クラブ:テーマ本は『アンダー、サンダー、テンダー』(チョン・セラン 著、吉川凪 訳)

当店のイベント詳細は下記をご覧ください↓

通販サイトのピックアップ!

ひとつの言語に特化した専門書店。その書店員はどんな思いで本を届けているのでしょうか。九つの専門書店に尋ねたインタビュー集。


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