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眠っていたフィルムカメラを出してきたら、ちゃんと動いた

先日、CONTAX T2 のことを書いたら
30年ほど経過したカメラが動くのか気になりました。すると、もう一つのカメラも動くのか気になり防湿ケースから出してみました。今の若い人はレトロなフィルムカメラが人気の様ですが、私の所有カメラの1つはこれ。

BESSA R2M

BESSA R2Mです。
レンジファインダーのカメラです。
レンジファインダーといえばライカ。ライカは新宿のマップカメラで触りましたが、個人的に持った感じ(ボディの厚みが個人的に合わない)とフィルム装填方法がしっくりせず(それが良いのか?)、それにこんな高いカメラは本当に必要なのか?と自問して買うのをやめました。

このBESSA R2Mは2008年に横浜の桜木町にある大貫カメラで買いました。
当時レンズ込みで58,000円でした。
ライカのレンズは買える金額でなかったため、店員さんの薦めで安いカラースコパー35mm F2.5 にしました。

撮影時はレンズフード付けて

カメラのうんちくは他の人に任せるとして、これを選んだの理由の1つにレンジファインダーの機械式シャッターであること。電池がなくなっても撮影できます。ファインダーもきれいだし二重像もきちんと重なり、問題なくシャッターが切れました。カシャッ!という大きめのシャッター音は変わらずでした(笑)。

これはもうCONTAX T2 の電池、そしてフィルムを買ってくるしかありません。散歩ついでにキタムラカメラでフィルムと電池を調達!しかし、フィルムの高いこと…。事前にネットでも調べましたが、昔は600円ほどだったのにビックリ価格です。でもせっかく買うならと、リバーサルフイルムを買ってきました…3,630円!フイルムの時はリバーサルフイルムのベルビア100ばかりで撮っていたからです。

昔、モルジブで撮ったポジフィルム

フィルムバインダーを引っ張り出すと、今もカビなく綺麗なままでした。ほとんどがCONTAX T2 で撮ったものです。私にとってCONTAX T2 は、まさに旅カメラでした。国内、海外、どこに行くにも持って行きました。

そして、そのCONTAX T2 に電池を入れスイッチON …… 動きました!

20年ぶりに火入れ!

沈胴式レンズがウィーンと出てきました。シャッターも切れました。購入して30年、防湿ケースにしまい込んで20年ほど経ちましたが動いて良かった!

そして悩むのが、どちらのカメラにフィルムを入れるか……。
CONTAX T2 は最初は予期せずピントをはずすことがありましたけど、シャッター半押しのAFロックすれば問題なし。
BESSA はレンジファインダーなので、二重像をきちんと合わせる手間が必要。これはライカとて同じこと。

手軽に撮れるCONTAX T2 。
手間がいるけど、写真を撮ってる自己満足感が高いBESSA 。
どっちにするかな?

まだ他にも富士GA645 他があるので、フィルムカメラ総点検したくなってきました。


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