旅する誕生日プレゼント
月初めの9月2日に次女の誕生日のプレゼントを注文した。
それはフランスからやってくる。下の地図、ピンクの印のあたりから発送された。
わが家はドイツの南部だからそう遠くはない。
早速、「到着予定:9月6日」と配送業者から連絡がきた。
翌日には最寄りの拠点らしいリヨン(四角で囲んだところ)へ発送。そこから矢印のほうへ送られると思われた。
ところが、そううまくはいかない。
まずそこからなかなか動かない。さあ、次のアクションはどうなるか。
ドイツでもあるあるなのでもう慣れているが、今回はさすがフランス、エスプリが効いている。
それでも「トゥルーズか、ラグビー見に行ったなー」と、まだ余裕だ。
実際、週明けにはリヨンに戻っている。よしよし。
これで無事ドイツへ向かうだろう。
と思いきや、ご覧の通りまたバツ印がついた。
さあ、次はどんな一手でくるのか。
なんと、はるか北に行ってしまった。おーい。
ということで、9月10日現在、荷物は北フランスにいる。
ちなみに次女の誕生日は今日だ。
6日にここドイツに着いていれば、小包を作りなおしてオーストリア(ここで大学に行っている)に発送してもギリギリ間に合うと思っていたが、ずいぶん遅くなってしまいそうだ。
それにしても、これだけ杜撰なわりにトラッキングは几帳面というアンバランスさがなかなかおもしろい。昔に比べれば、トラッキングされているだけいいというものだ。
ずいぶん長旅になっている誕生日プレゼント。
旅好きの次女は箱が訪れた先々に思いを馳せ、大らかに迎えてくれるだろう。たぶん。
ひとつ気がかりなのは、それが「割れもの」であるということだ。
どうか無事に着いてくれー!
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