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欧州産の日本種米と日本のお米

食べものシリーズ3日目(いま思いつきでそうした)はお米の話。

先日、あるアジア食材チェーン店でお米を購入した。月に一度の全品10%引きデーを狙って買っている。

いつもはこちらの「欧州産 ゆめにしき」なのだが、残念ながら売り切れ。

イタリアで作られる「こしひかり」


そこで今回は初めて「北海道産 ゆめぴりか」を買ってみた。


せっかくなので比べてみる。

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ふーむ、だいぶ色合いが違うものなのだな。

早速、初めてのゆめぴりかを炊いてみた。
ふつふつと沸いてきたところですでに大きな違いが。香りがほぼ「もち米」なのだ。
お米にはそれぞれ特徴があり、慣れたお米を「普通」に感じるのだろうと思うが、かなりの違いに驚いた。もち米も大好きだが、毎日の食事にと思うと飽きそうな気もする。
食感はゆめにしきとあまり変わらず、いずれにしてもおいしくいただけそうだ。(炊きあがったごはんの写真がなくて申し訳ないです)

それにしても……今回買ったゆめぴりかは「北海道産」とあるが、包装パッケージを見ると日本語に加えて英語の表示もあり、どうも海外向けとして出荷されているようだ。販売メーカー名であろう「J-BASKET」で検索しても日本のページは出てこない。
日本でもゆめぴりかとして同じものが流通しているのだろうか、と、ちょっと訝しく思ったりしないでもない。


渡欧したころにアジア食材店にあったのは、いわゆるジャポニカ米がほとんどだった。
日本のお米に近いものが手に入るだけありがたかったが、やはり弾力がなくぽそぽそした感じは否めない。
その後、日本の品種を欧州で栽培したものが出はじめ、たとえば先ほどのゆめにしきは日本産のお米と比べても遜色ないぐらいの香りと食感だ。

とはいえ、友人が来独するときに持ってきてくれた新米などは目の覚めるような圧倒的なおいしさで、心底日本が恋しくなる。
なーんて言っているが、日本に行けばすぐに慣れてしまい、あれほどの衝撃は感じられないかもしれない。

最後、ブレブレでまとまりのないことになってしまったが、やはりお米にはいろいろ思うところがあるよね、とご容赦いただきたい。

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