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どうしよう、東京オリンピック

追うのがもはや不可能と思えるほどいろいろなことがありすぎて、もう開会式も目前というのに東京オリンピックに対して態度を決めかねている人は多いと思う。

私もそのひとりだ。
開会式を見るにも、ひやひやしてとにかく落ち着いてはいられなそうだ。

「安心・安全の大会に」と連呼されたところで、この感染症の性質上、ことの行方は個々の認識と行動に委ねられる要素が大きいことをみなが知っている。

国内と海外ではそもそもの常識や感覚も大きく違うわけだから、どれだけのリスクを「折り込み済み」としているのかもたいそう疑問だ。

加えてこの猛暑である。本当にどこを向いても不安は尽きない。

しかし……
次から次へと流れてくる不祥事や失態の中にも、参加国の旗をふって選手を送り出す受け入れ市町村のこどもたちのニュースや、トーチを誇らしげに掲げながらリレーをつなぐ聖火ランナーの笑顔が混ざってくる。

そんな時はどこか心を動かされ、鼻の奥がツンとする私もいる。

海外からみる日本は、国内にいるときとは少し違う見え方をする。
ひやひやしたり、時には「どうしてこうなのか…」と落胆することもある。

しかし、そうではあってもなお愛しさが勝り、「だからちゃんとしてお願い」と、偉そうだが「親心」に似た心境になることもある。母国のいいところが世界に発信されればそれは誇らしい。

やはりここまできたら大会が運営面でも感染症の面でも大きな混乱なく終わることを祈りつつ、アスリートたちが持てる力を存分に発揮できるよう応援したい、というほうに傾いている。

そしてこれまで私たちの見ることのない場所で、来る日も来る日も地道な努力を続けてきた無名のスタッフに感謝とエールを送りたい。

まずわたしたちができるのは「感染しないこと」。できる対策をしっかり続けていくつもりだ。

どの国の選手もがんばれ!大会関係者もがんばれ!東京がんばれ!日本がんばれ🇯🇵!

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