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トルコで出会うフランス|イスタンブール

イスタンブールの旅ログが長々と続いており恐縮です。もう少し続くと思われますので、もういいかな、という方は何日か後にお越しください。笑
きょうは少し言葉のお話を。

イスタンブール到着後、空港を出て地下鉄の駅で見つけたこちら。
「Asansör」エレベーターのことらしい。
もしやこれは……フランス語では?

いやいや、フランス語ではない。フランス語からトルコ語になった言葉、ということだ。
フランス語でエレベーターは「Ascenseur」。よく言われる通り、日本人にとって(というかフランス語話者以外にとって)フランス語の発音は難しい。

それが、トルコ語になった「Asansör」をそのまま読むと、意外にフランス語らしくなる。
öがわかりづらいかもしれないが、ざっくりいうと「お」と「え」のあいだといった感じだ。(ゲルマン語派関係者の方はお得意ですね)

それでは、ご一緒に!「あさんすぅ(る)」。
これでフランスでもなんとか通じるはずだ。

こういったフランス語由来らしいトルコ語を他にもいろいろ見かけた。
どれも素直に読むとフランス語っぽくなる。


トイレ Toilettes🇫🇷 Tuvalet🇹🇷(vはwのように発音)


鮭 Saumon🇫🇷 Somon🇹🇷


美容室 Coiffure🇫🇷 Kuaför🇹🇷


バス Autobus🇫🇷 Otobüs🇹🇷


フランス語の発音もリスペクトしつつ、非フランス語話者にフレンドリーなトルコ語、すばらしい!
トルコ語自体は難しそうだけど。


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