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山のパーキングエリアのトイレ

もう「昨年」のことになってしまったが、クリスマスを過ごしたイタリアからドイツに戻ったときのことを書いた。


きょうはそのときにスイスのサン・ベルナルディーノ峠のあたり(ヘッダー写真のところ)で立ち寄ったトイレを紹介したい。

山のトイレ、というとログハウス風のものが思い浮かんだりもするが、こちらはなかなか近未来的というか、まるで山的な要素のないものだった。

そもそも峠を越える道といってもかなり広く整備された幹線道路である。
ここは反対車線のほうにも同様の広いパーキングスペースが設けられており、地下道で繋がっている。その地下道の一角にトイレが設置されているというわけだ。


それがこちら。


ほぼ総ステンレス製

女性や、男性でも「大」のときは黒い便座を引き下げて使用する。
この漏斗状のものは便器としてだけでなく手洗いシンクとしての機能も兼ねている。

左の壁面にはこんなスイッチが。

上からハンドソープ、手を洗う水、トイレを流す水
だと思われる


「だと思われる」と書いたのは、私は(もちろん)トイレは流したものの、そこで手を洗わなかったからだ。
*取り急ぎアルコールを染み込ませたティッシュで清拭しました

じつはこのタイプの総ステンレス製のトイレは他でも見たことがあり、なんと「シャワー機能つき」という表示のあるものだったからだ。
こちらは手を洗うためのものだとほぼ確信はしていたものの、脳裏にうっすらと……上から水がシャーッと出てきて呆然とする私の画が浮かんだ。

外はマイナス10℃の世界だ。万が一でもリスクは避けたい。

次回、もし夏にこちらによることがあれば、しっかり確認するつもりである。(たぶん)

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