峠の小さなヒュッテで
仕事の日程がすべて終了して解放された夫。
翌日はアルプバッハの裏手の山へ行ってみた。
こちらのコースの左半分を歩いた。(コース中央の白い線のギザギザで下山)
ゆっくり登って30分ちょっと、ギザギザの半分あたり(地図でぐちゃっと線が込み入っているところ)に軽く食事のできるヒュッテがあった。
カーブをいくつか登ったところにベンチがあった。ここでひと休み。
こういうのも山の楽しみのひとつ。風が吹き抜け、汗もすっと引いた。
「ヒュッテで食べるの夢だったのに」とか文句を言いかけたのも忘れる。
ここで戻ってもいいかな、と思っていたものの、食べたら元気が出た。笑
さらに登ってみる。
坂道慣れしたのか、最後はそれほどきつくなく峠に到着。
ここにも小さなヒュッテがある。かなり傷んだ家屋で、裏手の(たぶん)トイレは使いものにならない。
ところが!
中は予想外の設いに!
意外とちゃんとしたセルフサービスのコーヒーマシンではないですか!
外のベンチに座って、向かいの山を眺めながらコーヒータイム。
さて、帰り。
横道で下りてみることになった。(そう言うと思ったよ…)
そしてこうなり……
ぶつぶつ文句を言いながらも、村へ下りる道に出た。
あとはジグザグ下るだけ。
思いがけず「峠のコーヒー」も飲め、楽しいハイクになった。釜飯があったらもっとよかったけど。
旅の後半に移った貸アパートに帰って、冷えた辛口のムスカテラーで乾杯。
もう少し山の話題が続きます。
よろしければまた。