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1月1日の小さな祝福
初日の出を見に行って家に戻ると、庭の片隅にほったらかしになっていたクリスマスローズの蕾が開いていた。
年末の雨のせいか泥を背負っているようになっている。
「かわいそう」と夫が花に水をかけてやると透き通るような白さが現れた。
この薄く真っ白な花びらの潔い美しさにはこの季節しか会えない。
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外の水道の蛇口を閉めようとしたら、水栓のそばにこの季節には珍しいてんとう虫が。
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幸運をもたらすといわれるてんとう虫、ドイツ語では「Marienkäfer」=聖母マリアの虫と呼ばれる。
奇しくも1月1日はカトリック教会における「神の母聖マリアの祭日」。
あまり信心深くはないが、この祝福はありがたく受け取りたい。
これを読んでくださった方にも小さな幸せがありますように。