文化史としても興味深いデジタルアーカイブス
女子栄養大学から出版されている月刊誌『栄養と料理』。
創刊された昭和10年から平成9年までの誌面のアーカイブがインターネット上に公開されている。
(2024年12月現在。このページを見つけた15年ほど前には昭和63年分までしかなかったので、これからまた追加されるかもしれませんね)
じつのところ栄養や料理に特段気を配って日々を過ごしているわけではないのだが、こういうのを見るのは大好きだ。せめて頭の片隅にでも残ればと思っている。
文字通り「栄養と料理」について中心に書かれた真摯な記事からは、その当時の感覚や常識、市民の暮らし方などを垣間見ることができ、もはや文化史ともなっていてとても興味深い。広告もまたその時々の様子を知る上でいい資料になっている。
(栄養学の分野に関しては、その後研究が進んでいるものが多々あるので、現在の見解を知りたいときには別途調べることをお勧めします)
ランダムに読んでみるもよし、気になる内容をキーワード検索するもよし。自分や家族の誕生月のものを覗いてみたりするのもまた楽しみ方の一つではないだろうか。
じつは見終わるのがもったいない気持ちもあって、なかなか進まないでいる。
昨日は真冬日となった。日もさらに短くなってきた。久しぶりにページを繰ってみましょうか。みなさまもよろしければぜひ。