とある人間の職場実習体験記
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。私は今、TRIAXISでの職場実習の最終日に一日目の実習記録を綴っています。これから長文になりますが、私が実習としてこの施設で過ごした一日の記録を見ていただきたいと思います。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
実習初日は、午前に施設全体の見学とボッチャ&ジムの機材の体験、午後には施設の清掃を中心に行いました。
まず私は、管理者の木村さんにこの施設の案内をしていただきました。
ここで、私が施設案内の時に感じたことと同時に施設内の紹介を写真を織り交ぜながら進めていきたいと思います。
入口を抜けるとすぐに受付とスタッフルームがあります。
最初の顔合わせはここでやらせていただきました。ここの電話の音だけ大きめに設定されています。
そして受付の隣にはボッチャなどが出来る訓練室があります。私がボッチャの体験をさせてもらったときもこの訓練室を使わせていただきました。
奥の方には、トレーニング機器が置かれているところがあり、そのさらに奥に広めのスタジオがあります。ここで午前の間は、介護予防教室(リンパヨガ)が開かれており、この地域の女性が多く参加されていました。
角っこの方には休憩スペース?のようなところがありました(実はストレッチルームだそうです)。テレビが置いてあり、自由に見ることが出来ます。
さらに、JOBAという乗馬感覚でトレーニングできる機器が置いてありました(実習が終わるまでにはやってみようと思います)。
トレーニング機器がたくさん置かれているスペースの向かいにはロッカールームがありました。
ロッカールームの奥にはある入口があって、その中に入ると…
なんとプールにつながります!
現在は使われておりませんが、地域からの希望により、介護予防教室でこのプールが使われる予定だそうです。もしかしたら、次に何かしらの縁で訪れた際にはもう水が張られたプールになっているのかもしれない。なんて想像していました。
懐かしの目を洗うための蛇口もありました。
以前違うジムだったころはこの目洗い蛇口も使われていたのかもしれません。
施設案内をしていただいた後は、ボッチャの体験を少しさせていただきました。
ただ私がボッチャの体験をした感想を述べたところで意味が分からないと思いますので、ここでボッチャのルールを軽く説明します。
まず、先攻のチームはジャックボールと呼ばれる白いボールをコートの範囲内のどこかに投げます。先攻のチームは続けて自チームのカラーボールをジャックボールにより近くの位置に置けるように投げます。続いて後攻のチームも同様に投げます。次のターンからはジャックボールからの距離が遠いチームが相手チームのボールよりも近くに投げられるまで投げ続けます。(6球全て投げ終えると自動的に相手のターンになります。)両チームが6球全て投げ終えたら得点を判定します。(ジャックボールからの距離が遠いチームが6球全て投げ終えた後でもなお相手チームの距離よりも近づけなかった場合、相手チームは6球全て投げ終えなくてもターンを終えることが出来る。)
得点を判定する方法は、相手チームよりも近い位置にボールを置けたチームのボールが、相手チームが最も近くに置けたボールよりも近い位置にあるものがいくつあるのかで得点を判定します。
実際に私がボッチャを体験した様子です。
ちなみにこの場合、赤チームが青チームよりジャックボールに近いボールが2つあるので2点でこのエンドは赤チームの勝ちです。(もちろん私が青チームでした…)
実際にやってみて感じたことは、思っていたより難しいということです。そして、楽しい(笑)。意外とボールが重たいので転がりやすく、簡単に場外に行ってしまうので力の入れ方が難しいです。それに加えて、ただ単に転がしてジャックボールに近づければいいというだけではなく、相手が投げづらいと思える位置に投げたり、相手のボールを弾き飛ばしてジャックボールから遠ざけたりするなど戦略を考えながら投げなければいけないので大変です。カーリングに似たところもあれば、ビリヤードに似たところもあれば、ゴルフに似たところもある……ボッチャは奥深いゲームです。
ボッチャを体験させてもらった後は、この施設に置いてあるトレーニング機器の使い方を教えてもらいながら体験もさせていただきました。いずれも見たことはあったけど使ったことはなかったものばかりだったのでとてもいい経験になりました。ですが、日ごろの運動不足が影響して一番軽い重さのものでも全部しんどかったです(笑)少し体験しただけなのに、身体がポカポカして代謝が良くなった感じがしました。たまには身体を動かすのも悪くないなぁ…。
少し身体を動かした後はお昼休憩の時間でした。TRIAXISの施設周辺はほとんど何もないので、お弁当持って来られない方は、行く途中のどこかで買うか、小野駅の前のコンビニで買っておくことをおすすめします。お昼休憩の間は、好きに過ごしていてもいいよと言ってくださったのですが、まだ少し緊張していたので、スタッフルームの中に専用の席を用意してくださったので、そこで過ごしていました。これは、後日談にもなりますが、私が実習をしていた時は、ほとんど誰もジムの利用者さんがいなかったので、休憩時間は広い施設内を自由に過ごせました。
午後からは、この施設の生活支援員であり看護師でもある篠原さんと一緒に施設の清掃やアルコール消毒を行いました。
まず、ドライモップで床掃除。普段お家で使っているモップよりも倍くらいでかいモップで床を掃いていきました。
でかモップの写真です。そして右が普段家庭で使っているモップです。まぁまぁの重さですが見た目よりは軽いと思います。そして普通に見ていると気が付かないですが、案外床が汚れていて、床全体掃き上げた頃にはドライモップのシートが両面お見せできないくらい真っ黒に汚れていました。
ドライモップでの床掃除を終えると次は、ジムのトレーニング機器の消毒を行いました。特に、持ち手や背もたれなど身体に触れる部分は重点的にきれいにしました。ただ消毒作業をしているように見えますが、案外ハードですので、こまめに休憩をはさみながら行いましょう(これから実習を行う方へのアドバイスです)。
トレーニング機器の消毒の後は、ヨガ教室で使われたヨガマットの消毒作業です。薄めのサーフボードみたいなヨガマットを、両面アルコールで拭いていきます。
上の写真はヨガマット置き場です。このヨガマットを全部2人で消毒していきました。2段目のヨガマットを拭いているあたりから、腕がパンパンになってきます。沢山あるので、全て拭き終えるのに30分以上かかりました。 そして、見た目では分からないですが、ヨガマットも案外汚れているようで、全て拭き終えた頃には、雑巾が全面お見せできないくらい真っ黒に汚れていました。
ヨガマットの拭き終えた頃には丁度実習の終了時刻に近づいてきていたので、ここで1日目の実習は終了しました。
1日目の実習を終えてみて、最初はとても不安が多くて、施設見学をしている時は、緊張していて正直なところあまり記憶がありませんでした。しかし、一緒にボッチャを体験したりするなど色々関わっていくうちに緊張も解けてきて居心地のいい空間になっていました。木村さんや篠原さんもとても明るい人で気軽に話しかけてくれたし、施設内は常にBGMを流しているので、楽しく、リラックスして仕事が出来ました。
ただ、施設周辺には何もなく、飲食店やコンビニに向かうまでには結構な距離を歩かないといけませんので、特に昼食時のための対策はしておいた方がいいと思います。
この記事が今後実習へ来られる方の参考になってくれれば嬉しいです。以上、お読みいただきありがとうございました。
後日談:休憩時間JOBAを体験しました。15分1セットになっているようで、15分使い続けていると勝手に停止しました。最初は1番緩いスピードでやっていてもひっくり返りそうになりました。しかし、慣れてくると中間くらいのスピードでやりながらテレビを見たりスマホを見たりすることが出来るようになりました。ぼーっと座りながらでもしっかり腰回りの筋肉や腹筋が使われた感覚があったので家に欲しいくらいハマってしまいそうになりました。