本業(社内)で青年会議所をどのように語るか
今日は出張のため新幹線で書いてます。長距離移動は思考を整理する機会になるので、貴重な時間です。
私は青年会議所での活動は自己投資と考えています。まだまだ未熟な存在が集まり、公に目を向けて、次世代という中長期的な視点で事業を展開する。日頃、自分のローカルな社業や日常生活を送る人にとってみれば、このような取り組みは背伸び以外の何物でもなく、その背伸びをし続ける中で得られる知識や経験、何よりも信頼できるネットワークが自分自身の器を拡げて、結果として社業(従業員の豊かさ)やプライベート(家庭や大切な人たちの豊かさ)も包摂した人生そのものの豊かさに結びつくのだと信じています。
とはいえ、これはあくまでも理想論。
そんな簡単に上手くいくはずもなく、私はこの9年間の青年会議所ライフの中では「楽しい!」ということよりも「しんどい・・・」という状況の方が2対8くらいの割合で優っているのが率直なところで、それでも牛歩のごとく小さな成長がちょっとずつ積み重なっているのかな?という状況です。
そんな私が本日の社内向けメッセージで青年会議所での活動について述べました。
(以下、引用)
今年はLink-Up以外に公益社団法人茅ヶ崎青年会議所という団体の理事長も務めている関係で、普段にも増して事務所での滞在時間が短くなっています。とはいえ、私は外で新たな仕事を創ってくるのが役割ですし、個別案件は●●さんをはじめとしてスタッフの皆さんに対応していただくことが正しいあり方だと思いますので、自分が外に出ざるを得ない環境を作っていくということはポジティブに捉えています。
そんな茅ヶ崎青年会議所での事業で、私はこの1年間(12月まで)のテーマとして「デジタルトランスフォーメーション」と「まちづくり」を掲げています。昨年のコロナウイルスの猛威からスタートした世界的なデジタル化の波の中で、サービスの提供方法や、それに基づく顧客体験が大きく変わってきました。足元に目を向ければ、茅ヶ崎市には移住者が増えてきており、しかも優秀な方の流入は加速しています。
このような流れの変化の中で、茅ヶ崎でのグローバルやナショナルなビジネスのあり方、義務教育のあり方などにフォーカスしているのが本年度の(茅ヶ崎)青年会議所の計画です。
で、ここからがとても大切なのですが(前置きが長くなってすみません)、
私たちのサービスはまだまだ代行業のレベルでして、それ自体が生み出す付加価値は顧客の「時間短縮」「手間のアウトソース」ということになります。これらのサービスのニーズはものすごく高いのは事実なのですが、高付加価値を生み出せるものではなく、どうしても労働集約的にならざるを得ません。
Link-Upとして目指すべきは、時代の変化をいち早くキャッチして、新たなニーズを掘り起こしたり、行政書士事業として提供できるサービスとして認識されていない仕事にポジションを取ることでオンリーワンの存在になることだと考えています。
そのためにも私自身は社会に広く目を向けつつ、確かな人脈を増やし、外で得た知識や経験をLink-Upに落とし込んでいく。そしてそれがLink-Upのオンリーワンの価値創出につながっていく。そのような循環を、しかも圧倒的なスピード感で回していける組織体にしたいなって心底願っています。
先週末に開催しました教育に関するシンポジウムの様子をnoteに書きました。動画もありますので、業務時間外でお暇がありましたらご覧ください。工藤先生の話は相当響くと思います。
それでは、今週もよろしくお願いいたします。
https://note.com/link_up/n/nc026ea2b79ad
Link-Upで現在活躍してくれているスタッフの8割がこの1年間で入社しました。そのため、組織づくりは本当に大切なテーマでして、経営者としてまだまだ未熟な私は、だからこそ青年会議所での活動がめちゃくちゃ重要だと自覚しています。
一昔前は、「2代目ボンボンの集まる団体(お金と時間しかない人たち、のような言われ方)」「飲んでばかりの団体(どんちゃん騒ぎばかりの品格の乏しき人たち、のような言われ方)」というイメージもあったと聞きますし、今もそういう認識の人がいるという目もわかっています。が、実際に中で動いていると全然そんなことなくて、本当に尊敬できる人ばかりですし、志高い出会いに刺激を頂いています。
私にとっては、残り1年半がここ(青年会議所)でのタイムリミットです。
つまらないことに目を向けず、本質をとにかく深掘って考えて、議論できる力を身につける。それが会社や身近な大切な人たちにも見て取れるような成長を目指して頑張っていきます。