整理整頓でお客様の信頼を守る話
以前、僕が勤めていたサロンでの話です。
メイクを担当していた女性スタッフが、お客様のメイクをするためにメイクボックスを持ってきたのですが、開けた瞬間に驚きました。
アイシャドウやブラシがバラバラに散らばり、リップやコンシーラーもごちゃ混ぜ。
正直、整理整頓されているとは言いがたい状態でした。
そのお客様は、最初こそメイクを楽しみにしてくれていたのですが、メイクボックスを見た瞬間、表情が少し変わりました。
そして、「今日はやっぱりメイクはいいです」とお断りされたんです。
その時に感じたのは、技術以上に「道具の整理整頓」がいかに大切かということでした。
整理整頓が信頼を築くポイント
メイクの技術自体には何の問題もなくても、道具が乱雑だとお客様に「この人に任せて大丈夫かな?」という不安を抱かせてしまいます。
この経験から、僕は技術以前に「道具の整理整頓」がどれほど大切かを改めて感じました。
特にメイクなどの細かい施術では、道具が整理されているかどうかが、そのままプロフェッショナルな姿勢に繋がるんです。
お客様は、自分が受けるサービスに対して安心感を持ちたいもの。
その安心感を生むのは、技術だけではなく、道具の管理や整頓の状態でもあるのだと痛感しました。
小さな気配りが大きな信頼に繋がる
この出来事をきっかけに、僕は日頃から道具の整理整頓を意識するようになりました。
整頓された道具を使っていると、お客様に「この人は信頼できる」と感じてもらえるんです。
美容師としての技術やセンスはもちろん大事ですが、整理整頓という小さな気配りが、施術のクオリティを支える大きな要素になると感じています。
僕たちが提供するサービスは技術だけじゃなく、その環境や雰囲気も含まれます。だからこそ、普段から整理整頓をしっかりと意識して、お客様に安心感を与えるよう心がけています。
こうした小さなことの積み重ねが、最終的にお客様の信頼へと繋がるんですよね。
ぜひ、スキやコメントを通じて、皆さんの考えや経験も聞かせてくださいね!
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