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「美容室で差がつくお見送り術」

美容室のお見送りのポイント

お客様のお見送りは、単に「ありがとうございました」で終わるものではなく、美容室における接客のコツの一部として、非常に重要な最後のコミュニケーションの場だと考えています。

私が心がけているのは、お客様がサロンを出てからも、2、30メートルほど先まで見送りを続けることです。お客様が途中で振り返るかもしれないので、その際にもう一度会釈や手を振るなど、追加のコミュニケーションが取れる場面が生まれることもあります。特に曲がり角がある場合は、曲がるまでお見送りを続けることを意識しています。角を曲がる時に振り返る方が多いので、そこまで見送ることで、最後まで丁寧な対応ができると感じています。これが最後の挨拶として、お客様に良い印象を残す大切な一環です。

さらに、見送りの際には自然光で髪の状態や色、動きまでチェックできるため、美容師としての最終確認の場にもなっています。特に外に出ての髪の色味やツヤの確認は、サロン内の照明では気づきにくい部分を確認できるので、今後の施術にも役立ちます。

他のサロンの「お見送り」の傾向

他のサロンでは、受付まででお見送りを済ませるケースも多いですが、リピート率向上を目指すなら、もう少し丁寧な対応を考えるべきです。たとえば、車まで見送る、美容師全員でお見送りをするなど、お客様に特別感を与える工夫が重要です。

また、他サロンで見られるもう一つの方法は、次回の予約を促すタイミングとしてお見送りを活用することです。サロンの外に出る前に、「次回のカラーはいつごろがオススメです」と自然に提案することで、再来店を促しつつ、お客様にとっても親切なフォローが可能です。

最後の印象がリピートに繋がる

美容室でのお見送りは、単なる儀式ではなく、お客様に再来店の動機を与える重要な要素です。特に、接客全体の仕上げとして、心地よいお見送りをすることで、お客様はまた「この美容室に来たい」と感じてもらえるかもしれません。こうした細かな接客の積み重ねが、リピート率を高める鍵です。

美容室でのお見送りのポイントを意識し、他の美容室との差別化を図ることが、さらなる顧客満足と再来店の促進につながるのです。


最後までお読みいただきありがとうございました!
「お見送り」にもサロンの魅力を最大限に生かすポイントがたくさんありますよね。今後も、このようなサロン運営に役立つヒントをたくさん発信していきますので、ぜひ「スキ」を押していただけると嬉しいです!


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