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美容師としての“身だしなみ”を再考する

こんにちは、平井浩介です!
美容師として日々お客様と接している中で、「身だしなみ」について考える機会が増えています。
仕事柄、美容師はお客様にとって視覚的な印象を与える職業ですから、自分自身の外見が与える影響は大きいですよね。
今回は、美容師としての身だしなみを改めて考えるブログを書いてみたいと思います。


サロンでの服装、どうしていますか?

皆さんの働いているサロンでは、どんな服装をしていますか?

美容室によっては、私服OKなところもあれば、統一された制服が用意されているサロンもあります。
私がこれまで働いてきた経験からすると、私服で自由にコーディネートできるサロンが多い印象です。
その理由として、「美容師自身のファッションも、サロンの雰囲気や世界観の一部になるから」という考え方があるからではないでしょうか。

一方で、制服を採用しているサロンでは、統一感や清潔感を重視しているところが多いようです。
スタッフ全員が同じ服装で統一されていると、サロン全体がすっきりと見え、洗練された印象を与えられます。

私服で自由にファッションを楽しむのか、それとも制服で統一感を演出するのか――どちらもサロンのコンセプト次第ですが、重要なのはその服装が「お客様にどう映るか」という視点です。
(ちなみの僕は制服も私服も両方経験があります。)


清潔感って何だろう?

美容師として働く中で、最も大切なのは「清潔感」です。
では、清潔感とは何でしょうか?

清潔感という言葉には、「服が汚れていない」「髪が整っている」といった表面的な意味だけでなく、「きちんとした印象を与える」「お客様に安心感を持ってもらえる」という心理的な側面も含まれています。

たとえば、美容師が流行のファッションを身にまとっていたとしても、カラー剤が飛んで汚れた服やエプロンでは台無しです。
また、過剰に個性的すぎる服装でお客様に違和感を与えることもあるかもしれません。
お客様が求めているのは「センスの良さ」と「安心感」のバランスです。


美容師自身が“売り物”だとしたら?

美容師は、技術や接客だけでなく、自分自身の外見や雰囲気も含めて“売り物”だと考えています。
お客様はその美容師の技術だけでなく、「この人に任せたい」という印象を総合的に感じ取ってサロンを選びますよね。

そう考えると、美容師としてのファッションセンスや身だしなみも重要な要素になります。
ただし、注意すべきなのは、ファッションにこだわりすぎて「清潔感」を犠牲にしてしまうことです。
どんなにトレンドを取り入れた服装でも、清潔感がないとお客様に不安を与えてしまいます。

例えば:

  • 靴が汚れていないか

  • エプロンや洋服にカラー剤が飛んで汚れていないか

  • アクセサリーが派手すぎて仕事に影響していないか

こうした基本的な部分を見直すことが、結果的にお客様からの信頼を得る近道になると思います。


自由な服装でもルールは必要?

私服OKなサロンが多いのかなと思いますが、自由であるからこそ、ある程度の「ルール」が必要だと思います。
たとえば、サロンのコンセプトやターゲットに合わせたコーディネートを意識することが大切です。

あるサロンでは「カジュアルな服装で親しみやすさを重視する」という方針があるかもしれませんし、別のサロンでは「モード系のファッションで洗練された印象を与える」という方向性を持っているかもしれません。
それぞれのコンセプトに基づいて、個人のファッションを自由に楽しむのは素晴らしいことです。

ただし、その自由が「自己満足」になってしまうと危険です。
美容師側だけの意見で「自分が好きな服を着ていればOK」と考えるのではなく、「この服装はお客様にどう映るのか」という視点を忘れないことが大切です。


問いかけ:あなたにとって“身だしなみ”とは?

最後に、こんな問いを投げかけたいと思います。

美容師としての「身だしなみ」とは、一体何でしょうか?

  • おしゃれな服を着ていること?

  • 流行を取り入れること?

  • それとも、お客様に信頼感や安心感を与えること?

正解はひとつではありませんが、少なくとも「清潔感」だけはどんなスタイルにも共通して欠かせない要素だと思います。


最後に

今回のテーマは「美容師としての身だしなみ」でしたが、皆さんはどう考えますか?
サロンの服装や身だしなみに関して意識していること、工夫していることがあれば、ぜひ教えてください!

お客様に「この美容師さんにお願いしたい」と思っていただけるように、身だしなみも仕事の一環として大切にしていきたいですね。

次回の平井Noteもお楽しみに!



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平井浩介
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