見出し画像

もくはちあおいがい~知林ヶ島の化石


きずなの島といわれる、知林ヶ島を知っていますか。



砂洲(砂の道)が繋がったときにだけ渡ることができる知林ヶ島。その様子が「架け橋」,「縁」「人と人の絆」などに例えられていることから,別名「縁結びの島」とも言われています。(指宿観光案内より)




私がこの島を知ったのは、親戚の伯父夫婦から「ちちりの神様」の御守りをもらった時でした。
そのお守りは
古代からの贈り物

以下 太字は引用文

この貝は
目八葵貝もくはちあおいがいという今では絶滅したといわれている貝の貝殻です。
    

      

その貝殻が、なぜか きずなの島といわれる指宿の知林ヶ島だけに多く見受けられるのです。


そして 驚くことに この二枚貝の形は


二枚貝をピッタリ合わせるとハートの形になります。




昔々こんな美しい形の貝が、このきずなの島にいたなんて知林ヶ島にはなにかしらの絆にまつわる神秘的なパワーを感じざるをえません。。


第三話 知林ヶ島のいわれ

昔々の事じゃった、こん島にはりっぱな黒松がたくさん生えておったんじゃ。今では知林小島にわずかに残っておるだけじゃが、その頃、夜間船に乗って行きかう人々は、灯台もなかったため、松の木が 風でこすれ合う音を頼りに、この島の付近を航行したんじゃ。それで「林を知る」からこの名がついた という話もあるんじゃが、もうひとつの話も聞いて くいやんせ。

その黒松林には、大きな松ぼっくりもたくさん落ちちょって、人々はその松ぼっくりの事を「ちちり」 と呼んどったんじゃ。それでちちりの島といわれ、 それがちちりん島、知林ヶ島となったともいわれて いるんじゃ。

ちちりの神様より

きずなの島 知林ヶ島三つの土産話より

私の母方の祖父母は鹿児島出身です。
祖父は、私が千葉で生まれた時、千葉で(母の実家)一人暮らしをしていました。
私は、おばあちゃんに写真の中でしか会ったことがありません。
祖母は私が生まれる前に亡くなり、鹿児島のお墓に眠っています。

もし 過去の人物に会いに行けるなら、私は鹿児島のおばあちゃんに会いたいとずっと思っていました。
この御守りに同封されていた親戚のおばちゃんの手紙に
「自分の祖先のルーツを知るのは大切なことです」と記されていました。

千葉県生まれ、東北育ちの私は鹿児島に1、2回しか訪れたことがありません。

鹿児島の祖母は若い頃、奄美大島に居たことがある…と母親から聞いて、南国になつかしさに似た感情が湧いてきました。


最近、連続テレビ小説「ちゅらさん」を見ながら、自分の中で 主人公恵理の「おばあ」と鹿児島のおばあちゃんが重なり、
私が感じたこと、残したいことをnoteしたくなりました。




失くしたと思って探したら
手さげの中から出てきました!🐢





つづきます… 

*この記事を公開した後、四国九州地方で大きな地震がおこりました。
震源地にお住いの方達に、お見舞い申し上げます。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集