違和感に気づけ! 英文法訂正クイズ
英文に全集中せよ! 英文法訂正クイズ!
今回は、問題となる英文(テキスト)を見て英文法が間違っているところを見つけ訂正するクイズです。間違いに気付けるか!是非、挑戦してください。
ヒント:中学生でもわかる間違いです。(中学英語で習う範囲の文法事項が絡んできます。)
ヒント:古風な表現(現在では使われていない表現)は文法の間違いとはみなしません。
ヒント:4行目
ヒント:複数形or単数形?
解答
誤)There was things~ → 正)There were things~
解説
「There is(are)~」で「~がある」という意味です。be動詞(is am are was were)の後ろに来る名詞が複数形ならbe動詞はare(were)を使い、単数形ならis(was)を使います。
英語の名詞には、複数形と単数形の区別があります。複数形は名詞の語尾にsをつけることで表現します。
今回の場合、名詞のthingの複数形であるthingsがthere+be動詞の後ろに置かれているのでwasではなく、wereを使います。
英文についての解説
今回の英文は、マーク・トウェインという小説家によって書かれた冒険小説『ハックルベリー・フィンの冒険』の小説の冒頭部を本文そのまま引用しています。
つまり、作者による意図的な文法ミスであるということです。
では、どうして意図的な文法ミスをしたのでしょうか?
その答えは、この小説の主人公設定にあります。この小説は主人公のハックルベリー・フィンが物語を語る形式で話が展開します。ですので、先ほどの英文は主人公ハックルベリー・フィンが話しているということになります。
そして、主人公であるハックルベリー・フィンは教育を受けていないという設定です。つまり、正しい文法で話すことができないのです。このことを意図的に文法ミスをすることで表現しています。
過去の記事
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回は文法クイズでした。いかがでしたか?楽しんで頂けたら嬉しいです。では、次の記事でお会いしましょう。
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