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note 41:光学系学習史:その7ー190615
note 41:光学系学習史:その7ー190614
次のテーマは、ある液体の透過率の変化を検出するセンサーヘッド用の光学系の設計。
これに取り組むまでは、ZEMAXのシーケンシャル機能しか使っていなかった。
しかし、この案件では照射面の光強度分布、検出効率等をある程度定量的にシミュレーションで求めたかったため、ノンシーケンシャル機能を使った。とはいえ、最初から光学定数が決まっていない段階でノンシーケンシャルで設計を始めるのは時間が掛かりすぎる。
まずはシーケンシャルで基本的な光学設計を終了させて、それをたたき台にノンシーケンシャル解析するのが一般的な設計手順だ。
幸い、ZEMAXにはシーケンシャルのモデルをノンシーケンシャルに変換する機能が備わている。一般的な光学シミュレーションソフトには、シーケンシャル、ノンシーケンシャルの両機能を備えている。中には照明解析に特化したノンシーケンシャル専用のソフトもある。例えば、LightToolなど。
シーケンシャル、ノンシーケンシャルの違いについては、以下のサイトが分かりやすいので参考にして下さい。
↓
以下引用
以下、参照:ZEMAXフォーラムより
・シーケンシャル
https://bit.ly/2KP3HaI
・ノンシーケンシャル
https://bit.ly/2WFvvpk
以下は、電球(ハロゲンランプ)を光源にした場合のノンシーケンシャル解析の例
照射面ののプロファイル強度2Dグラフ
照射面ののプロファイル強度1Dグラフ
以下は、LED光源のノンシーケンシャルモデル例:
以下は、B/Sを用いたノンシーケンシャル解析した干渉縞シミュレーションの例
つづく