2023年、流行ったと思うヒト、コトに「大谷翔平」「WBC 2023」「ちいかわ」など
2023年も、残すところあとわずか。今年もたくさんの出来事やトレンドが生まれました。そんな2023年、人々にとって流行ったと思うヒト、コトにはどのようなものがあったでしょうか?LINEリサーチがこれまで実施した調査結果やトレンドなどを参考にピックアップした項目について答えてもらいました。
1.2023年流行ったと思うヒト、コトは3年連続で「大谷翔平」がTOP
2023年に流行ったと思うヒト、コトの1位は、昨年、一昨年に続き、「大谷翔平」選手となりました。2位には侍ジャパンが14年ぶりに世界一となった「WBC 2023」もランクイン。WBCでチームメイトに呼びかけた大谷選手の「憧れるのをやめましょう」という言葉も話題になりました。
3位は、「阪神タイガース日本一/阪神タイガースの「アレ」」がランクイン。阪神の岡田監督が優勝の表現として使った「アレ(A.R.E)」という言葉は、2023年新語・流行語大賞にも選ばれました。
TOP3はすべて野球関連となり、2023年は野球に関する出来事で大いに盛り上がりを見せた年とも言えそうですね。
2.年代別では様々な顔ぶれ。「MBTI診断」「【推しの子】」「ちいかわ」「VIVANT」などがランクイン
続いて、男女年代別で見ていきます。
年代別で見ると、ランキング上位の顔ぶれも様々です。
男性10代では、HIKAKINがプロデュースしたカップ麺「みそきん」が1位となりました。
次いで、今年大きな話題を呼んだ「【推しの子】」、9月の若年流行調査でTOPとなった「ひき肉ポーズ/ちょんまげ小僧」が3位となりました。5位に「呪術廻戦」もランクイン。
男性20代では、「【推しの子】」が1位に。アニメ【推しの子】の主題歌を担当した「YOASOBI」も5位に入っています。また、「生成AI」は、男性の20代以上で5位以内にランクイン。ChatGPTが先がけて話題となりましたが、最近ではGoogleが次世代生成AIモデルとして『Gemini』を発表するなど、来年以降も話題がつきなそうです。
男性30代以上では「大谷翔平」選手が1位となりました。男性40代以上では、「WBC 2023」や「阪神タイガース日本一/阪神タイガースの「アレ」」がTOP3に入り、全体ランキングと同じ傾向となっています。
女性10~20代では「MBTI診断」「推しの子」「ちいかわ」がTOP3となりました。
女性10代では「MBTI診断」が2位以下と10ポイント近くの差をつけて1位に。人間の性格タイプを16個に分類する性格診断が流行。お互いのMBTIのタイプを教え合ったりするなど、Z世代に流行した様子がうかがえます。10代では、5位に「BeReal」もランクイン。LINEリサーチが実施したZ世代向け調査の今後(いまよりも)流行りそうなSNSの4位に入っており注目のサービスです。
女性20~30代では「ちいかわ」が1位に。女性60代以上を除く女性すべての年代でTOP5入りしており、幅広い層で流行したことがわかります。 女性50代で2位となったのは日曜劇場「VIVANT」。SNSでの考察や劇中のセリフなども大いに話題となりました。女性10代を除いた女性すべての年代でTOP5に入り、男性でも40代以上で5位にランクインしました。
今年もさまざまなヒト、コトがトレンドとなりました。今年は特に野球に関する出来事が上位となりました。来年はどのような作品やサービスが生まれ、流行していくのか楽しみです。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の13歳~79歳の男女
実施時期:2023年11月30日~12月4日
有効回収数:663,354サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女13-79歳のサンプルから、同調査内の該当設問(配偶者 (夫・妻) や恋人の有無/クリスマスの過ごし方について)に「答えたくない」の回答者を除いた46,278サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
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