過去最多参加人数を記録 #アーティストラウンジ2019東京 🌎🎸その企画者にプロジェクトへの想いを聞きました
「国内シーンのセルフプロデュースアーティストのチャレンジを後押ししたい」という思いから企画した、インディーズアーティストのセルフリリース活動をサポートする「Artist Lounge(アーティストラウンジ)」。(詳しくはこちら)
「LINE MUSIC」では、自身で楽曲制作から配信、プロモーションまでセルフプロデュースすることが浸透してきた今、LINE MUSICを使ってインディーズアーティストの音楽がもっともっと多くの人に聴いてもらえる可能性があると信じていて、そのサポートをしたいと考えています。
そして先日、ついにファイナルとなる #アーティストラウンジ2019東京 を迎えました👏
東京会場にはインディーズアーティスト、事務所関係者の方など過去最多の100人を超える方々にお集まりいただきました🔥
開催内容はこちら。
👇18:30 開場
👇19:00 TuneCore Japan 野田威一郎代表
「世界で起きている音楽事情と日本の音楽マーケットについて」
👇20:00 LINE MUSIC 取締役COO高橋明彦「LINE MUSICの歴史と特徴」
同社 アーティスト担当 鈴木裕美子「セルフプロデュース講座」
👇21:00 質疑応答
👇21:15 懇親会
モデレーターにはラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』3代目教頭として出演していたことでも知られている「芦沢ムネト」さんをお迎えしました。
質疑応答では、みなさん積極的に質問していただいて、緊張してない柔らかで良い雰囲気でした。
そのせいか、かなり攻めた質問も飛び交っていて、例えば「LINE MUSICの配当金額は他社に比べて高い気がするのですがそれはなぜですか?」など、内心ヒヤリとした場面もありました(笑)
これぐらいの規模だからこそ、できることなのかなと思っています。
振り返れば2019年8月に立ち上がったこの社内プロジェクト。
今日のnoteでは、その企画者であるLINE MUSICの事業企画・開発の"べーまな"に、こんなことを聞いてみたいと思います。
・プロジェクト立ち上げの背景
・開催してみてどんな印象を抱いたのか
・来年の開催について考えていること
LINE MUSIC 事業企画・開発チーム
真鍋 文嘉 (Manabe Fumiyoshi)
今回初開催となる「Artist Lounge」はいつから考えていたのですか?
今年の春ですね。ただ想いはずっとあって、LINE MUSICがローンチする前からインディーズアーティストが"生き抜ける"カルチャーを作りたいと思ってました。
余談ですが(笑)、僕自身インディーズとしてアーティスト活動をしていて、インディーズ界隈の声としても、「サブスクって儲からないしリスナーが増えるわけでもないし意味ないよね。」・「LINE MUSICってLINEプロフィールに設定するBGMのことでしょ。」なんて声もしばしば…
シンプルに「歯がゆい!悔しい!」って気持ちですね。(笑)
サブスクの実情を知っている僕からすると、もっと活用すると幅が広がるのにと。僕の役割は「事業企画・開発」であり、ミッションは「LINE MUSICがリスナーにとってもアーティストにとっても有益なものにする」こと。
具体的には、「プロフィールBGM」や「LINE着うた®」などのLINE連携機能や、社内外含めた提携や共同キャンペーンなどを推進してきました。
でも今年の春、「Artist Lounge」を始めようと決心した大きなきっかけがありました。
そのきっかけとは?
TuneCore Japanさんが京都で開催した「Artist Lounge」に参加させてもらったことです。
今年に入ってサブスク市場も拡大してきて、メジャーアーティストの楽曲もほぼ配信されてきて、いよいよインディーズの時代が来るな、という肌感はあって。インディーズにフォーカスした企画をしたくて情報収集をする中で、今年の2月に開催された「Artist Lounge」に参加しました。
そこでインディーズアーティストはサブスクの実情を全然知らない。それじゃアクションできないに決まってるじゃん、と。
同時期にアメリカのオースティンで毎年開催されているカルチャーフェス「SXSW」にも参加し、世界ではインディーズアーティストがどんどん活躍の幅を広げていることも知りました。その他にも業界の色んな方々と話す中で得るものもあり、動き出すなら今しかないと思いと、開催を決めました。
実際に開催してみての感覚はどうですか?
刺激的でしたし感慨深いものがありましたね。5都市それぞれのアーティストにカラーがあって、やってるジャンルも違って、でも共通して音楽に対しての熱い気持ちがあって。
それを直にぶつけてもらえたので、音楽を配信するプラットフォームとしては、「もっとインディーズアーティストの表現、作品を多くの人に届けたい!」というある種の使命感みたいなものが強くなりました。そして、今の課題感も聞けたので今後の施策の参考にもなりました。
「BGMの設定の仕方がわからなかった」など事業企画者としても、使いづらいところをフィードバックしてもらえたので本当に良い機会でした。
関係各社様からも「インディーズを一緒に盛り上げたい!」「うちのアーティストにもやってほしい!」という声もいただいていて、業界全体にとっても有益なことを実施できたんだと思うと嬉しいですね。
「Artist Lounge」開催後、なにか変化はありますか?
インディーズアーティストさんと日々対話できるようになって距離が縮まりましたね!
「Artist Lounge」参加者限定でサポート専門のLINE公式アカウントを作っていて、そこで開催後も参加してくださった方が、日々新譜情報を送ってきてくれたり、プロモーション相談をいただいたり、中にはフェス協賛の提案しにきてくれる熱い方もいたりと、とてもいい繋がりができたと思っています。
あとは、東京会場に来てくれた「Lick-G」はこの前のハロウィンに、Twitter上でLINE MUSICを使った施策してくれましたね。あの日"ヒント"を持って帰ってくれて、"トライ"してくれたのは嬉しかったですし、こういう形でどんどんセルフプロモーションが活発になっていくと、リスナーも増えてインディーズ市場が盛り上がっていくなっていう未来がちょっと見えましたね。
また、実際に楽曲を聴いて気になったアーティストさんのライブに観に行かせてもらって、活動全体を通してサポートできることが無いかを模索したりしてますね。
MOL ONE-MAN LIVEにて
次回開催の予定は?
今まさに色々構想しているところですね!今回開催できなかった都市とか、もっと規模を大きくするとか、内容もリニューアルするとか。
具体的なことはまだ言えないですがパワーアップして帰ってきたいと思ってます。あとはワークショップだけではなく、来年はライブイベント主催したり、映像作品を一緒に作ったり、アプリにインディーズランキング作ったり…どこまで実現できるかわかりませんが、インディーズアーティストにとってより身近な存在になっていきたいなって思ってます。
べーまな、一緒に走ります。
企画者べーまな氏の想いは本気です。
これから、インディーズ市場が盛り上がっていく未来が楽しみです🌼
まだインディーズに出会えていないリスナーさんはたくさんいるはずで、我々はその魅力をプラットフォームとして伝えていく使命があるわけで。
LINE MUSICは、今後も企画者べーまな氏を中心に、アーティスト担当、マーケティング、ソーシャル、PRみんなでインディーズアーティストのサポートを続けていきます🌠
2020の活動については詳細が決まり次第、こちらでも発表させてください🙏🌹
🌈みなさま、ご参加ありがとうございました🌈
またお会いしましょう🍀