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超高速機内食

飛行機の楽しみと言えば、機内食。

狭くて窮屈なエコノミーの旅では、数少ない癒しの時間なのです。といっても、エコノミーの機内食でこれは美味しいというものに出会うのも難しいですが。

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スリランカ航空で、スリランカ・コロンボからモルディブ・マーレまで、1時間ちょっとの短いフライトです。
この路線、国際線だからでしょうか、ちゃんと機内食が提供されます。それは、お世辞にも美味しいとは言えない物体で、しかもとんでもなく辛いのです。

胃腸が激しく弱々しい私は、これは食べたらいけないやつでは…と思いながら、目の前に出されると、どうしても食べてしまいます。

フライト1時間ちょっとのコロンボ ・マーレ便。
機内食の提供から回収までが凄まじい。

離陸して安定飛行に入ると、すぐに機内通路の前方と後方から同時スタートで機内食&飲み物をもの凄い勢いで(投げるように)配りはじめます。
配り終わって大して時間も経たないうちに、今度は片付け(回収)。CAさんたちの動きは超高速。早くしないと、着陸体勢に入っちゃいますからね。

そんな慌しさですから、こちらもゆっくり食べてなどいられない状況。とにかく忙しない。こんな激しい機内食サービスは、おそらく他の路線ではあまりないかもしれません。

このフライトの機内食は謎の激辛物体ですので、時間があってもなくてもどっちでもいいような気がしますが、鬼気迫る勢いでサービスするCAさんがいる貴重な体験ができます。

モルディブに行かれる機会のある方は、ぜひ。

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