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雨おちる。 浮かんでいく緑、 あふれる気球のfuelとは 体温。
言葉の星をくみあわせ 自分だけの太陽系をつくる このソーシャルなゲーム ずっと、好評発売中。
透明な流れが織った、エメラルドを 両手をつかって掬い取って あの人に見せにいこう ゆっくりと、この濡れた脚で
人のあいだを錯綜するつながり それをいくつか鋏で切って 生まれてくるのがロマンです。 事実は小説よりも奇なりです。
君の墓碑銘を私が書くとして 馬鹿な人、と書いてあげたい わかんないの? 馬鹿な人
僕が決めた目標を 僕が決めたから、という理由で捨てる そんな情けのない ゼロサムゲーム
どこまでも見上げるほどの窓がある その数だけ働く人がいるとして 疲れはてたる誰かもいることだろう 東京、窓がみえなくさせる街
身をよせ合って生きることをやめて 自分の持ち物を増やしていくことが そんなに偉いことなのだろうか、と ぐりとぐら
神はとっくに死んだそう。 なら、これはなんでしょう。 名前のつけられない神秘の 物音と香りだけ、感じられる日。
震えて、落ちる、 無回転ボール、 ほめてあげることが あっていい
窓枠からさす陽は 私ではないところを照らす すこしだけくやしくて 中指の影をだす
1年半、さよならした彼女の 頰からおちた涙をつかんで どうすることもできず、放す 想像の上
おいてきたか、おいてかれたか、 わからない そんな距離ですね、この部屋でひとり 僕がゆきたい、あの部屋もひとり
存在していた線を 消しゴムでごしごし消す だけど消し跡のグレーがなんか嫌 やっぱり線をひく