横浜市がLINE連携でデジタル図書館カードを表示!AIチャットボットも! - LINE公式アカウント
2024年1月に横浜市立図書館の図書館システムがリニューアルされ、横浜市のLINE公式アカウントと連携したサービスが提供されました!
こんにちは、LINE BOOKUOKAサークルです。
LINEヤフーコミュニケーションズの福岡拠点にいる元書店員メンバーが集まって、書店や図書館の盛り上げやデジタル化(DX)を推進しています。
今回は、横浜市のLINE公式アカウントがLINE連携して図書館利用の利便性を向上させている件をまとめました!
横浜市のLINE公式アカウントについて
2024年4月時点で、横浜市のLINE公式アカウントの友だち数は79万人以上となっており、多くの方々が利用しています。
LINEで図書館利用の促進
LINEでデジタル図書館カードの表示
事前にLINE連携の手続きを行うと、横浜市のLINE公式アカウントにあるメニュー「図書館カード」から、デジタル図書館カード(利用者番号)を表示することができます。
※一度ログインすれば、その後はログインなしで表示可能
LINEで蔵書検索
入力したキーワードの検索結果が表示されます。
「読みたい」をタップすると、横浜市立図書館蔵書検索ページに移動し、所蔵状況の確認や予約を行うことができます。
※検索結果は10件表示されますが、11冊以上ある場合は続けて次の10件を表示することができます。
LINEのチャットで利用案内
図書館の利用方法に関する不明点などをAIに質問することができるサービスです。
質問を入力した場合は、関連する内容が記載されたホームページのURLがチャットに届きます。
「総合案内」と入力した場合は、お役に立ちそうな項目が並び、選択することで各案内を確認することができます。
LINEで図書館情報を配信
おすすめ本の紹介サービス「コレヨム?」
読書のきっかけになるような6つのテーマが設定されています。
テーマを選択すると、ランダムで1冊の本が表示され、具体的なタイトル・著者・ジャンル等を決めていなくても、興味・関心を惹くような本と出会えるサービスです。
休館日がわかる「開館日カレンダー」
横浜市立図書館ホームページの「開館時間・休館日」ページのリンクが表示されます。開館時間・休館日を確認することができます。
図書館からのお知らせが見れる「最新情報」
横浜市立図書館ホームページの「新着情報一覧」ページのリンクが表示されます。各横浜市立図書館の新着情報の一覧を確認することができます。
LINEでデジタル図書館カードを表示している自治体
LINEでデジタル図書館カードを表示するアカウントについては、自治体が運営するLINE公式アカウントと、公共図書館が単独で運営するLINE公式アカウントの2種類があります。
自治体のLINE公式アカウントでデジタル図書館カードを表示
LINE公式アカウント上でデジタル図書館カードを表示している自治体
・東京都渋谷区
・神奈川県横浜市
・広島県東広島市(市民ポータルと連携)
・沖縄県那覇市(ミニアプリ)
※2024年4月1日時点(当サークル調べ)
公共図書館のLINE公式アカウントでデジタル図書館カードを表示
LINE公式アカウント上でデジタル図書館カードを表示している公共図書館
・北海道長万部町図書館
・新潟県胎内市図書館
・茨城県常陸太田市立図書館
・埼玉県桶川市図書館
・埼玉県入間市立図書館
・長野県軽井沢町立図書館
・静岡県磐田市立図書館
・三重県立図書館
・大阪府枚方市立図書館
・兵庫県尼崎市立図書館
・兵庫県加西市立図書館
・岡山県高梁市図書館
・熊本県宇城市立図書館
※2024年4月1日時点(当サークル調べ)
スマホで表示できるデジタル図書館カードを導入している自治体が増えていますが、さらにLINE公式アカウント上に図書館メニューを用意して、図書館の利用促進につなげている自治体も増えています。
LINE連携の機能まであると、ログインだったり個人認証だったりが簡潔になるので、利用者にとってはより図書館が身近に感じるかもしれませんね。
今後も採用する自治体が増えそうなので、図書館業界が盛り上がるといいなと思います。
それではまた、よい本との出会いを。
editor: watanabe
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