軽犯罪が町を住みにくくする 公園への不法投棄 その2 ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること
海と50m程度の丘陵が続く、とてものどかな町の公園を汚す軽犯罪者への、スマートなソリューションを見つけ出す、ちょっとした知恵比べのお話です。
大量の不法投棄を、ニューヨークの地下鉄やハーレムで有効性実証済みの方法で、激減させることに成功しました。しかし、タバコのポイ捨て(不法投棄)は、むしろ増えて行きました。小高くなっている見晴らしの良い道路、丁度公園全体が見渡せる所を中心に、散乱していました。毎日、気が付くと片付けるのですが、執拗にタバコのポイ捨て(不法投棄)は、続きました。
犯罪なので、毎日写真を残し、証拠を保管して、一件一件に対して、個別に罪を償ってもらうのも有りかと思いました。しかし、それは切り札として残し、ソフトランディングを目指す、大人の対応でいこうと、決めました。
子供の遊ぶ公園で喫煙するのは、副流煙、受動喫煙が問題です。しかし、子供の遊んでいる時間帯に喫煙してるかは不明。ということで、使い捨て携帯灰皿を用意、進呈して、取り敢えず不法投棄を対策することにしました。不法投棄場所付近に、数個の使い捨て灰皿を用意し、「ご自由にお持ちください。」と掲示しました。
翌日、使い捨て携帯灰皿を剥がした後、再度戻した痕跡がありました。
惜しい。
反応はしてるけれど、結果にならないどころか、これみよがしに、使い捨て灰皿付近に不法投棄が、続きました。そして、ある日のこと。
使い捨て携帯灰皿が、無惨に路上に散乱
悲しい。
残念な人たちなのですね。
公園を利用している子供たちの方が、むしろ大人の対応で、空き缶や空きペットボトル持ち帰りしてくれてるのに。