海外旅行·海外出張の小ネタ 米国駐在 カリフォルニア 暖かなサンクスギビング
1990年代初め、1ドル140円程度、日本の好景気の終わりの始まりの時期でした。米国、カリフォルニア州、シリコンヴァレーに家族と駐在していました。
コンピューターを中心にした先端技術が、次々と生まれていました。ベンチャー企業が、ベンチャーキャピタル等を活用して、またたく間に大企業になっていきました。そのような、ダイナミックな動きが、機能していた時代です。特に、シリコンヴァレーでは。
エズラ・ヴォーゲルさんという社会学者の方が、ジャパン・アズ・ナンバーワンという本を出版される位、日本に勢いがありすぎた時代でもありました。
国際的には、ベルリンの壁が無くなる等、人類はやはり賢かったのだ、世の中どんどん良くなると、実感できた時代でもありました。
ある意味私にとっては、心地よい時代でした。
駐在生活にも慣れ、日本から親族が2週間程、遊びに来ていました。私のパートナーの運転での、サンフランシスコ、サンタクルーズ、モンタレー、ハーフムーンベイなど近場の観光、ショッピングモール、アウトレットモール(当時は、まだまだ少なかった)、卸売販売店(その後日本にも展開したコストコなど)でのショッピングを、楽しんでいました。パートナーの大活躍のおかげでした。
(蛇足:なんと、家事、子供の送迎をこなしつつ、2ドアクーペの5速マニュアル、スーパーチャージャー付き。サンダーバード·スーパークーペを駆使してご案内というバイタリティ!)
私も休みを取り、泊りがけでヨセミテ国立公園に行きました。行きがけのホテルの方に、「今日は、サンクスギビングなので、近くの教会でお祝いの催しがある。参加してみては。」と薦められました。その通りに参加すると、田舎だったので地元の方々が日本人を珍しく思ってくれて、英語が話せない親族を含め、我々を大歓迎してくださいました。親族も望外の経験ができたと、大喜びでした。
Again、私にとっては、心地よい時代でした。