友人へ。抑えきれないおめでとうの気持ちをここに。
じめじめとした日が続いて参っている。
でも、また雨だなぁと外を見て、雨が上がっていることに気がつくと、少しだけ嬉しくなる。
嬉しいのハードルが少し下がって、なかなか悪くない気もする。
でもまぁ、カラッと晴れる日が恋しいのもまた事実。
楽しいことは不意に起きるし、不意に消える。
今日訪れたのは前者だったから、今心が踊っている。
友人から突然あった嬉しい知らせ。
猫ちゃんを迎えたらしい。2匹目のお猫様だ。
新しい猫ちゃんは我が家にいる猫と同じ柄。
偏見も多いといわれる黒猫で、悲しい現実も多い。
だからこそ、魅力を知る輪が広がったと思うととても嬉しいし、
何よりも、友人が送ってくれた猫ちゃんの愛くるしい寝顔がとてつもなく可愛く愛おしく、そしてその写真と文面から伝わる友人の喜びも真っ直ぐに伝わってきて、心がぎゅっとなった。
私たちにはまだ子供がいない。それぞれ望んでいるはずなのに。
きっとどちらかに子供ができたら、きっとどこか複雑な気持ちを抱き、また抱かせるのかと思う。そんなヒリヒリしたところも感じないわけではないけれど、私たちがこうして共有できる幸せがあることに、私はとてつもなく嬉しく思う。
いや、でも、友人夫婦に人間の子供ができたら、彼女の喜びを想像すると、やっぱりとてつもなく嬉しい。よかったねと、絶対に絶対に言いたい。
きっといろいろな幸せの形があって、今のままでもきっと幸せ。
また新しい幸せが訪れたら、またそれもとっても幸せ。
人生って、どうしてこうもうまくいかないんだろうね。
そう思って悔しくなることもある。
でも、新しい奇跡みたいな出会いにもいろいろな形があって、言葉では表しくれないきらきらした眩しさと一緒に存在しているのも事実。
新しい家族、おめでとう。
これからもずっとみんな元気でいてね。
今この爆発しそうな喜びを伝えるのはちょっとだけ恥ずかしいから、
届かない手紙をここに残します。
言葉にちゃんと表現できるようになったら、(結局)うざいくらいまたおめどうって伝えるね。
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