Lin

生きづらさと一緒に、生きていく。

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最近の記事

新幹線に揺られて

新幹線にゆられて、東京へ向かう。 東北新幹線は久しぶりで、一人で乗る新幹線も同じくらい久しぶりなことに気がついた。 新幹線は慣れていたはずなのに、領収書の発行を忘れたり、券売機で降りる駅の選択になかなか手間取ったり。体もだんだんと今に慣れていって、あの頃は既に過去になりつつあるんだということを知る。 でも、一人で乗る新幹線は嫌いじゃない。むしろ好き。 一人の時間は自分のやりたいことや考えたいこと、思いたいことに使えるから好きなのだと思う。 だからこそ旅の準備をする時は、つ

    • 忘れてはいけない日と、忘れたい人。それに紐づく記憶は私にとっての宿命となった。

      忘れられない人がいます。 その人の誕生日は8月上旬で、戦争の痛ましい記憶と紐づく日。 無邪気に彼の誕生日をお祝いしていた日が何回あっただろう。 今はそうは思えない。 彼と離れて何年も経った現在でも、この日が来ると戦争の痛ましい記録に触れること以外に、どうしても彼のことを思い出してしまう。 忘れたいのに、どうしてもどうしても、切り離すことができない。 脳にしぶとくへばりついた彼との記憶を根こそぎ取り除きたい。それなのに、その日を迎えるたびに私は向き合わなければならない現実と、

      • 自分の欲望を認めること。そしてその後どう向き合うのか問題。

        「自分の欲望を”ないもの”にしない方がよい。”ないもの”にしてしまうと、後々辻褄が合わなくなる。」 これは、コラムニスト ジェーン・スーさんの言葉。  これを聞いた時、頭が震えた。自分がまさに目を背けようとしていた現実に、ぐいっと肩を掴まれて無理矢理向き合わされたような感覚があった。これは逃げてはいけない現実なのだと教えてくれた、自分にとってとても大切な言葉になった。  でも、この向き合った”後”の感情と現実の処理の仕方について、まだまだ自分の中で答えが出せていない。ここ数日

        • もし〇〇してたらオブセッション

          実家にある一言カレンダーにふと目が止まった。 そこには 「世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむこと」 とあった。 そうか? そうか。 … ちょっと考える時間が発生したのを感じて、 よっしゃじゃあ考えてみよう!と意気込んでみた。 たしかに醜いですよね。世界で一番なのかはわからないし、醜いというよりしんどいがしっくりくるけど。 きっと、これは多くの人がしてしまうこと、かつそれによって自分を無意味に傷つけ苦しめることであるから そんなのやめてまえよ!って意味で書か

        • 新幹線に揺られて

        • 忘れてはいけない日と、忘れたい人。それに紐づく記憶は私にとっての宿命となった。

        • 自分の欲望を認めること。そしてその後どう向き合うのか問題。

        • もし〇〇してたらオブセッション

          gengoka

          言語化ってなんだっけ? ってくらい最近それができてないことに気づいた日

          ドラマ「あなたがしてくれなくても」の最終回で思う違和感

          ※ネタバレを含みます。気になる方はご遠慮ください。 主人公は結局セックスレスの夫と一緒にいる道を選択した。 セックスより、この人を愛してるから、っていうこと? セックス=愛ではなくて、 セックス≠愛であり、セックス<愛だったってこと? それが美しいなら、何で大多数の人が 付き合う前にセックスはないでしょ、 とか セフレは良くない、 とか言うの? セックス<愛っていう公式が成り立つなら、 愛の前にセックスがあっても、愛のないセックスがあっても何の違和感もないはずなのに。 そ

          ドラマ「あなたがしてくれなくても」の最終回で思う違和感

          両親

           歳をとった。あまりこの言葉が好きじゃない。だからよく「歳を重ねた」と言うようにしている。でも自分の両親を見るたびに吐息混じりの「歳をとったよな〜」という言葉が心に生まれる。  悲しいことではない当たり前のことなのに、どこか切なく苦しくなる。ぴしっと豪華な身なりでいつまでもいてくれたらと思ってしまうが、そうもいかなかった。この気持ちには「悲しい」ではなく「悔しい」と言う言葉がしっくりくる。  もしも今宝くじが当たったら、父と母が買ったことにして、豊かな老後に安心してほしい。

          友人へ。抑えきれないおめでとうの気持ちをここに。

          じめじめとした日が続いて参っている。 でも、また雨だなぁと外を見て、雨が上がっていることに気がつくと、少しだけ嬉しくなる。 嬉しいのハードルが少し下がって、なかなか悪くない気もする。 でもまぁ、カラッと晴れる日が恋しいのもまた事実。 楽しいことは不意に起きるし、不意に消える。 今日訪れたのは前者だったから、今心が踊っている。 友人から突然あった嬉しい知らせ。 猫ちゃんを迎えたらしい。2匹目のお猫様だ。 新しい猫ちゃんは我が家にいる猫と同じ柄。 偏見も多いといわれる黒猫で、悲

          友人へ。抑えきれないおめでとうの気持ちをここに。

          ただの吐露。

          最近感じたことを書き連ねる。 ・認められることは嬉しい ・笑い合えると嬉しい ・返事が来ないと悲しい ・声をかけてもらえることが嬉しい ・声をかけてもらえることがありがたい ・今はただ生きているだけになっている 何がなんだか。よくわらなずに生きていることもある。 なんだかただ息をすって、吐いて、目を瞑って、なんとなく悲しい気持ちになって、それを忘れるために深い眠りの中に自分をずぶずぶと沈めていく。 お腹がいたい。もう少しで生理がくる。 こないで。こないで。って願う気持ちと

          ただの吐露。

          ひとに偉そうに語り励ましたりしていると、たまに自分の言葉にはっとすることがある。どうなの

          ひとに偉そうに語り励ましたりしていると、たまに自分の言葉にはっとすることがある。どうなの

          たまに嫌いで大好きな夫と過ごす、休日の喧嘩

          どうしてだろう。 夫のことが大好きで結婚したのに、ひどく嫌いになる時がある。 相手に対して愛も憎も生まれるのが結婚なのだとしたら、 私はまさに結婚を謳歌している。 今日、また喧嘩をした。わかってる。私が悪かった。でも、一滴一滴コップに溜まったストレスみたいな液体が、ついに淵からこぼれ出してしまった。 こうなることはわかっていたのに、やっぱり私はストレスの発散が苦手だ。 涙がぼろぼろぼろぼろ止まらなくなって、もう疲れたと思った。 もう限界だと思った。 今までにもこうなることが

          たまに嫌いで大好きな夫と過ごす、休日の喧嘩

          リモコンで、一番最初にバカになるボタンは「戻る」ボタンな気がする。

          リモコンで、一番最初にバカになるボタンは「戻る」ボタンな気がする。

          あの頃の自分から見たら、今の自分は理想系なのかな。理想系ではないだろうな。でも、きっと、こっちに舵を切った自分に嬉しくなると思うんだ。あの頃の自分の理想と幸せがイコールじゃなかったなんてね。

          あの頃の自分から見たら、今の自分は理想系なのかな。理想系ではないだろうな。でも、きっと、こっちに舵を切った自分に嬉しくなると思うんだ。あの頃の自分の理想と幸せがイコールじゃなかったなんてね。

          夫婦喧嘩、毎度毎度仲直りの仕方わからなくなる

          夫婦喧嘩、毎度毎度仲直りの仕方わからなくなる

          たまに夫を嫌いになる

          タイトルそのまま。 たまに夫を嫌いになる。 前回の記事では何となくいいように書いたけど、そうでもない日は往々にしてある。 《前回の記事はこちら》 たいていその原因は、 親切の押し売り、優しさのすれ違い、言葉足らずの思いやりだったりする。 私たち夫婦はそうだ。たぶん。(私調べ。夫がどう思っているのかは不明) 私は夫に幸せであって欲しい。 でも、自分自身も幸せでいたい。 相手への矢印と、自分への矢印。 このバランスがどうやら私にとっては大切らしい。 他者への矢印が弱くなると

          たまに夫を嫌いになる

          星の綺麗な町に移住しました

          私はつい先日、田舎に移住した。 一番近くのコンビニは車でしか行けない距離にあって、近くのスーパーは夜8時に閉まる。乳飲料の定期宅配販売を始めたお店の店員さんがいらした時、いただいたサンプルには「骨密度」「物忘れ」「グルコサミン」といった文字が並ぶ。 仕事の関係で都心部を離れたことはあったけれど、自分の選択で田舎に住みたいと思ったこと、そしてそれを実行したことは初めて。 これからどうする? 未知のものを選択することは、自分にとって不安でしかなかったのに、どうしてここまで思い切れ

          星の綺麗な町に移住しました