
第一回開校 「野生の学校」
11月23日に
奄美大島で開催された
「野生の学校」
養老 孟司先生が野生の学校校長先生として
トークショーをしていただきました。
その他、島の自然を使ったワークショップ
島の食材、お酒、島唄などなど
私も、手熟師会の講師として
こども先生と共に自然を感じるワークショップをさせていただきました。
海にある貝殻や、サンゴ、ビーチグラスを繋ぎ合わせるガーランド制作です。
会場は奄美空港から車で15分ほどの場所
笠利町にある
奄美の美しい海山を望み
満点の星を仰ぐ天空の広場「YURAU」
島外からも沢山の方が来られ、大盛況で幕を閉じました。
野生の学校とは?
「先生自然って何ですか?」
自然とはなんでしょう?
鳥も魚も虫も植物も自然です。人も自然です。
最初の生命が40億年前に誕生しました。
この星は私たちの母であり、生命のゆりかごです。
互いに共存し、結ばれています。
世界を揺るがしたパンデミックをきっかけに
人新世と呼ばれる時代に警鐘を鳴らす声が高まっています。
いまこそ、私たちは自然を学び、自然の知性に向き合いたいと思うのです。
世界遺産にも登録された奄美大島の豊かな自然を舞台に「野外授業」を開催。
様々な分野のマスターの声に耳を傾け、意見を交わす。
フィールドワークやワークショップを重ねて実体験を紡ぐ。
自然という生命をめぐる思考の連続と連帯の旅。
それが「野生の学校」です。
あなたにとっての自然とは?
あなたにとっての自然とは何でしょう?
目の前に広がる景色。見上げた先にある空。
私たちは一人一人体を持っていて
それは自然の一部である。
全ての命の循環に生かされていて
そこに巡らされる想いが繋がっていく中で、自分が自然の一部であることを感じるのです。
何故私達は喜びも、
悲しみも感じる事ができるのだろう。
見ること、聞く事、味わうこと、匂い、そして
触れるという体感。
私達は体と知識と感じる力を与えられた。
それはとても尊く、当たり前である自然な事。
それをたっぷり味わいたくて
私達は今を生きてるのだろうと思うのです。
自然と共に生きよう。
自然と共に生きるとは?
自然を大切にする事。地球環境を考える。
それはもちろんそうですが、
私達はみな、生きているだけで自然です。
すなわち、ここに存在している事が
ごく自然な事なのです。
朝、目が覚めてから五感をフルに使って
全ての自然を自然と感じている。
難しいく考える事も、特別な事をしなくても
お腹が空いたからご飯を食べる。
悲しくなったから涙を流す。
疲れたから休む。
楽しくて笑う。
眠たくなったから眠る。
それが自然です。
そんな当たり前を意識すると
色々な当たり前が目の前に飛び込んでくる。
全身で感じられる。
そしてそれは、自然が起こした奇跡なんだと氣付く事が出来た時から私達は本来あるべき方向へ進んでいけるのです。
それはとても自然なカタチで。
私たちは自然の一部です。
それは全てに感謝して受け入れる事であり、
その循環の中で生かされている
自分自身をも感謝して受け入れる。
自然に愛を注ぐ事で自然と愛が循環していく。
12月1日
新月の始まりに
自然と調和する
素敵な始まりになりますように。
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