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わたしの暮らしを愛でる#13|摂食障害体験記|1997年2月のこと④


①はこちらから


学校へ行けなくなる


たしか、翌日は学校へ行けたと思う。

ただ、だんだんと、行けない日が増えてきた。

登校に間に合うように家を出られず、
母に車で学校へ送られるものの、
着いても助手席から出られないという日もあった。


最初は、わたしが食事を摂れるようになったことが
ある意味で貯金だったのが、次第に底をついてきた。


両親の振る舞いに、怒りや疑念が生まれ、
そのバロメータが上がってくるのがわかった。


学校へ行かない理由を尋ねられても、答えられなかった。

自分でも、どうして行かないのか、
というか行けないのか、わからなかった。

理由に思い当たる節がなく、
それらしい理由を探してみるも見つからない。

わからないと言っても何度も聞かれるので、
適当な理由を返してみたこともあったかもしれない。



だけど、本当にわからなかったのだ。


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