見出し画像

子育てとホワイトボード②〜リビングに置いたホワイトボードは他にこんな活用法もある〜

先日、

子育てとホワイトボード①〜0歳児からリビングにホワイトボードを置いてみた結果〜

という記事を書かせて頂きましたが、

最近家族でホワイトボードを活用した新たな取り組みを始めているので、それについてご紹介したいと思います。

昔、社会人1年目くらいの時にたまたま手にした本が、和田裕美さんの『息を吸って吐くように目標達成できる本』でした。

この本の中のフレーズで当時私が最も印象的だった文章が、

片目のなくなった猫が、「片目がなくなっちゃった」と思うか「片目が残っていて良かった!」と思うか。

という文章でした。

つまり、自分の目の前に起こった事象に対し、自分自身がどう捉えるかで自分の気持ちもモチベーションも、そして未来も、大きく変わるという意味です。

言われてみれば当たり前なのですが、当時の私は確かにそうだよな、と強く感じ、それ以来この言葉が10年以上、私の頭の中に残り続けています。

起こったことは変えられない、でも、それに対する解釈の仕方は全て自分次第。

であれば、物事の良い面、良かった面を見つけることが出来る習慣を持っていると、人生のあらゆる場面においてポジティブな思考が生まれやすくなり、物事に立ち向かうエネルギーも強くなるだろうと思いました。

ただ人の思考の癖というのは、幼少期からの積み重ねなども影響し、ポジティブ思考に変えたいと思っても一朝一夕に変えられるものでもありません。しかし、人によって時間はかかるかもしれませんが、日常的に意識してポジティブ思考の癖を習慣付けていくことで、それは自然と身に付いてくるものだとも思っています。

それは、最近読んだショーン・エイカーの『幸福優位 7つの法則』にも書かれていました。

ですので私は、息子はもちろんのこと、夫も私自身も、家族みんなで、

物事の良い面を見つけるためのアンテナがより強固になるよう、そうした思考の癖を付けるための毎日の取り組みを始めました。

そこで、ホワイトボードが活躍をします。

毎日の夕飯の後は家族全員の「今日の良かったこと」を3つ共有する時間

1日の終わりに、その日の良かったことを、どんな些細なことでも良いので一人3つ家族全員の前で発表し合う。

そんな取り組みを始めてみることにしました。

ホワイトボードは、その発表の際に使います。

日付と「今日の良かったこと」とホワイトボードに記載をし、その下に家族それぞれの名前と①〜③の番号を書きます。そこに全員が3つずつ良いことを発表しながら書いていくのです。

口頭で発表するだけでなく、ホワイトボードに記載をすることにした目的は、

口頭だと形に残らないということはもちろんのこと、改めて文字に起こしてみることで、「今日はこんな良かったことがあったんだな」と自分自身の意識化にも再認識させることが出来ますし、聞いている他の家族の記憶にも残りやすくなります。また、写真に撮ってアルバム上に毎日残していくことも出来ます。

この取り組みを始めた時、息子の反応はどうかなと思っていました。

「毎日やってくれるかな?」

「毎日の良いこと3つ共有してくれるかな?」

etc...

しかし始めてみると、思った以上に息子は好反応!でした。

一日も嫌がることなく、むしろ楽しそうに、

「今日も保育園から帰ったら、良かったこと3つお話するね!」と嬉しそうに話してくれます。

ですので、現在は毎日欠かさず続けるようにしています。

私たち親自身も、息子が日々どんなことに嬉しさ、楽しさを感じているのかを改めて知ることが出来、とても興味深いです。

毎日簡単に消したり書いたり出来るホワイトボード。

家族みんなでポジティブ思考を習慣にするための一つの手段として、

ホワイトボードを活用したこんな取り組みもおすすめです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?