子どもに身に付けさせたい習慣
日々の習慣が子どもの人生を作っていく
私たちは、子どもも大人も、毎日様々な選択を繰り返していますね。それが意識的なものであれ無意識的なものであれ、その選択に基づいて行動を重ね、日々を重ねています。
・今日何を食べるか
・今日何を着るか
・どこに行くか。
・何時に寝るか。
・どんな言葉を発するか。
etc....
こうした選択の積み重ねが1日となり、1週間となり、1ヶ月となり、1年となります。
ですので、一つ一つの選択が一見小さなことであっても、それが積み重なっていくと大きな変化となっていくことは容易に想像が出来ます。
ヒンズー教に伝わる下記の有名な一説があります。
自分が変われば相手も変わる
心が変われば態度も変わる
態度が変われば行動も変わる
行動が変われば習慣も変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
ここで特に注目したい部分は、
<習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わり、運命が変われば人生が変わる>
です。
これを子育ての視点で考えると、
子どもたちが日々どんな行動をしどんな言葉を発するかetc...、その習慣によって、子どもたちの人生が様々に変わっていくということでもあります。
その観点で、私が考える、子どもに身に付けさせたい習慣について書いてみたいと思います。
我が家で子どもに習慣付けしていること
人は習慣の産物。
人間の意志力は私たちが思っているほど実は力を発揮するものではなく、意志力に委ねると、なかなか人生で得たい結果が得られません。
意志力に頼るよりも、習慣化してしまうほうがはるかに賢い人生戦略です。
私はこれを子どもに伝えたい。
現在5歳の息子には、例えば下記の習慣付けを行っています。
・毎日夜に、その日に良かったことを3つ家族に共有すること(具体的には『子育てとホワイトボード②〜リビングに置いたホワイトボードは他にこんな活用法もある〜』の記事に書いています。つまり、自分の身に起こった良いことに意識を向ける習慣付け)
・朝の「おはよう」から夜の「おやすみなさい」まで、人に挨拶をすること
・自分がしてもらって嬉しかったことに対して、相手に「ありがとう」と伝えること
・「出来ない!」ではなく、「どうしたら出来るか」を考えること
・甘いお菓子を日常的に食べないこと。おやつ、デザート=甘いお菓子を食べること、とは考えない
・「疲れた」「めんどくさい」等のネガティブな言葉を自分に言い続けず、ポジティブな言葉がけを自分にしてあげる
・朝、保育園に行く前にお勉強をする(息子は現在、「キララ」というプリントで学習をしています。学習習慣については、『幼児期の公文(Kumon)と子どもの学習習慣について考えてみる』に詳しく記事を書いています。)
・Youtube 等を観る場合は必ず英語で観る
・夜寝る前に絵本を数冊読むこと(『本を読むことが大好きな子どもにするために親がしてあげられること』に絵本の読み聞かせに関して記事を書いています。)
もちろん、子どもの成長の過程で変わっていくものもあると思いますが、現在は上記のような習慣が無理せず自然と身に付くような家庭環境作りを心がけています。
子どもに身に付けさせたいなら親も一緒に、が大事なポイント
「子どもは親の背中を見て育つ」とは昔も今も変わらず言われることですね。
子どもに一方的に「あいさつしなさい!」「本を読みなさい!」「お勉強しなさい!」と言ったとしても、親がそれを日常生活で全くしていなかったら、親がいくら伝えても子どもは自分ごと化しません。
「なんで自分だけ?」となります。
あいさつが出来る子ども、言われなくても自然と勉強をする子ども、ありがとうが伝えられる子ども・・・そんな子どもに育って欲しいと願うなら、同じことを私たち親も大切にすることが大事ですね。
子どもと親の日々の習慣の足並みが揃ってくると、子育て自体もだいぶ楽になります。
習慣付けを通じて、
子どもたちと一緒に、幸せな人生を家族みんなで作っていけると素敵だなと思います。