桜文鳥との出会い~PART 2~
マダム(元の飼い主さん)と少しだけ話をしたりお礼を伝え、いよいよそのGOKANの紙袋に入っている文鳥さんを紙袋のままそっと受け取った。
文鳥さんが入った小箱には外にタオルと小さいカイロを載せてきてくれていた。3月中旬だったが小鳥にはまだ寒い気温なのでありがたい。
私も持ってきた大き目のトートバックの中に湯たぽんをしのばせていたのでその上にそーっと文鳥さん入り紙袋を置いた。そこから気持ちは焦りながらでも、トートバックを無駄に動かさないようにゆっくりと岐路についた。
帰りの電車内で何回も小箱を覗きたい衝動に駆られたが、
”余計な事をしてはいけない”
”知らない人にこんな所で覗かれても小鳥にはストレスなだけ”
と自分に言い聞かせた。中で文鳥さんがゴソゴソしているのは感じたので「おーい帰るよ~」「もう少しだよー」「大丈夫??」なんて声をかけドキドキしながら家についた。
お迎え初日は、放鳥したり遊んだりするのはやめてまず環境に慣れてもらう事が先決だと飼育本で読んだ。ただでさえ知らない家の知らないケージに入るのだから、その日はちょっかいをかけずにそっとしておくに限る。
小さい頃、成鳥インコ(しかも手乗りでは無い)を2羽飼っていたがこんな小さな一人餌上りの小鳥を一人で飼うのは初めてなので
”箱をあける→文鳥をケージに入れる”
このアクションをまず え、どうしたらいいの!?状態だった。
そしてこの紙袋から出した小箱(中には文鳥さん)、びっくりする位シャレオツな まるでプレゼントのような丸いラグジュアリーな小箱で、そこでもテンションが上がった。※上記画像参照
「まずこの小箱を開けたらどうしたらいいん??」と呟きながら
え、ちゃんとケージに入ってくれる? 箱から出なかったらどうしたらいい?? いや ほんとに。とまだまだ独り言をいいながら
ケージの入り口手前で、そーっと小箱を開けてみた
中から文鳥さんはそのままケージ前段の止まり木にぴょん!と自ら移動してくれて、そこから疲れていたのか即「おもち状態」というか「煮崩れおもち状態」になって、すやすやとうたた寝をしはじめた。。
かわいい。もう目をつぶっているから、何のふれあいも無いがそこに存在するだけで、眠ってるだけで、ただただかわいいやないかい。。。
文鳥との2人暮らしスタートです!!