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海外在住のラン活体験談 出遅れてもアウトレットで購入できる!

もうすぐ新学期、ということで新小学1年生の親なら海外在住でも気になるランドセルの話です。

私と娘は娘が3歳半の時から中国に住んでいました。インターもない地方の町で暮らしていたので、小学校は現地公立小学校に入学しました。

中国のスクールバッグ

中国では鞄は自由で、ナイロン製のスクールバッグを持っている子が多いです。なのでランドセルじゃなくても全然いいのですが娘はYoutubeなどで見てランドセルのことを知っていて「小学生になったらランドセル♪」と楽しみにしていたし、親の私も小学校はランドセル!と思っていたのでやっぱり買ってあげたい・・・。

今や海外でも有名な日本のランドセルのハイクオリティ。中国でも都市部のインターや私立校に通わせる中国人セレブで買ってあげる親がいるそうです。

私たちが住んでいた町は外国人がほぼいない地方なので目立つかなあ、と思いつつ、やっぱり買ってあげることにしました。


海外在住者のオンライン ラン活

ランドセルは予約販売が基本。ウェブサイトでの注文も1年前に!

そこでオンラインでランドセルを探し始めました。

ちなみに私は子どもが生まれてから2年半ほどは日本に住んでいましたが、それ以外は結婚前から合計12年間海外に住んでいるので「ラン活」なんて言葉を知りませんでした。

日本にいる皆さんが入学の1年も前にランドセルを決めていることなど露知らず。探し始めたのは入学の半年前、中国は9月なので2月ごろです。

もちろん店頭には見に行けないのでウェブサイトです。ランドセル人気ランキングや購入された先輩ママたちのブログなどを参考にオンラインで探し始め、その時初めて今決めてすぐに発送してもらえないということに気がつきました・・・。

 画像:鞄工房山本Webサイトより

例えば2024年2月現在、ウェブサイトを見ると【2026年ご入学向け】となっています。

通常は入学の1年前の春から夏にかけてラン活するらしくウェブサイトでもご注文確定後、夏から翌年2月に順次お届け、となっています。私は2月に見て、その年の8月には届けてほしいと思っていたのですが、それはできないとのことでした。(鞄工房山本さん)

え〜どうしよう〜。

鞄工房山本さんに電話しました。
「あの、海外在住で9月入学なんですが、今年の8月までに送っていただけるものありますか?」

「申し訳ございません。現在販売しているものは来年4月ご入学用の予約販売となっておりまして、今ご注文いただきますと早くても12月以降の発送となります。」

「へえ〜そうなんですか・・・。」

「ただ弊社にはアウトレットストアもございまして、そちらの商品でしたらご注文後すぐに発送が可能です。ウェブサイトもございますので「鞄工房山本 アウトレット」でご検索ください。」

「あ、そうなんですか!ありがとうございます。助かります!」

助かりました・・・。

アウトレットストアがありました!

ラン活出遅れ組や9月入学の救いの手:アウトレットストア

鞄工房山本 アウトレットストア

アウトレットには展示品と旧モデルが販売されています。もちろん品質に問題はないですし、新品です。

娘が気に入ったデザインも無事ありました!

しかも正規購入より1万円以上安い!

私がこちらのサイトで注文して、両親がランドセルはプレゼントしたいと前から言ってくれていたので代引きにして両親に払ってもらうことにしました。

注文から2週間ほどで日本の実家に届きました。それが3月初旬のことです。

私のような海外在住者はもちろん、ラン活出遅れた〜という方も救ってくれるアウトレットです!素晴らしい!

日本の実家には届いたのですが3月から中国がコロナ対策のため国際郵便の受付を停止してしまい、再開を待つことになりました。

そして8月1日に中国が引き受け再開してくれそこから1ヶ月かかって入学当日の夕方に届きました〜。(すごいタイミング)

海外校の場合はランドセルを買う前に収納場所や荷物量を調査すべし!

そして入学2日目にランドセルを背負って登校しました。
後ろ姿、可愛い❤️

しかし、下校した時、娘が衝撃の一言!

「先生がカバンが大きすぎるって。机の下の引き出しに入れないといけないけどこれは入らないって言った。」  ガーン・・・・

確かに入学説明会で教室の机に座ったときこのような隙間がありました。机の横には鞄をかけるフックはなく日本の教室のように後ろにランドセルラックのようなものは当然ありません。

中国で売っている一般的なスクールバッグ低学年用は、調べてみると厚み約14〜16cm

ランドセルはうちが購入したものは厚み19cm。

中国製の鞄も厚み19cm程度のものはありますがナイロン製なので押せば押し込めます。ランドセルは皮なので無理に押し込むことはできない!床に置いてはダメかと先生に聞いたら背中に背負うものだから汚いよ、と言われました。

中国は上履きに履き替えたりせず土足ですし、日本ほど掃除も行き届いていないので確かに汚いかも・・・。

それに低学年のうちは教科書も薄くて少ないので小さめの鞄で問題ないようです。教科書は基本学校に置いておくのだとか。(そういえば学園ドラマでも放課後の机の上に教科書がドンと乗ってたな)

両親が5万円出して買ってくれたランドセル・・・1ヶ月かけてようやくたどり着いた可愛いランドセル・・・使えないですと!!

非常に残念ですが、入らないなら仕方ないのでとりあえず幼稚園の時からたまのお出かけ用に使っていた娘のお気に入りのリュックを持っていかせました。

1年生の間はこれで十分かもしれません。

安いナイロンのバッグは子どもが毎日たくさん教科書などを入れて持ち運びしているとすぐに汚くなってボロくなるので、1年で買い替えました。

教室の状態も荷物量も国や学校によって違うので、やはり「郷にいれば郷に従え」ということですね・・・。

購入を検討されている方は学校で鞄を収納する場所や荷物量を先輩ママなどに聞いて調査しておくことをオススメします!(悲)日本のランドセルを背負って登校しているお兄ちゃんお姉ちゃんがいる学校なら問題ないと思いますが。

その後、日本一時帰国の体験入学の時に使い、今は日本人学校でやっとこのランドセルが活躍しています。

楽天なら1年中購入可能!

私はちょっとこだわって鞄工房山本さんのアウトレットで購入しましたが、楽天でも安くて可愛いのもたくさん売っているし、入学時期を問わずに1年中買えるので、それでも全然いいんじゃないかとも思います!

楽天で人気のランドセルはこちら↓

海外在住者のランドセル選び:まとめ

  1. ランドセルを買う前に現地のスクールバッグ事情を調査しよう。 (収納場所や荷物量、どんな鞄が主流かなど)

  2. ウェブサイトで購入するのも予約販売が原則。入学の1年前から探そう。 9月入学の場合は発送時期に注意しよう。

  3. 出遅れても大丈夫!アウトレットストアがある。

  4. 店舗や展示会に行けないけれどウェブサイトやデジタルカタログを 子どもにも見せて子どもの意見も聞こう。

  5. 楽天でも安くていいものがたくさんある。楽天なら入学時期問わず1年中購入可能。


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異国暮らしのリリィ
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