見出し画像

表現て

飾りたてた表現て  意外とむずかしくない
シンプルでさりげないことほど むずかしい
それは うたでも 楽器でも artでも  たぶんお芝居とかも

じぶんには 誇る技術も じまんする実績もないけれど
ずっとこういう仕事を続けていると
他者のごまかしも わかってしまう
(それも  仕事としては技術のうちなのだけど)

だから 
巷の「あのひとすごい」評にはうっかり騙されないし
さりげないひとほど「実はすごい」ことの方が多くて
そこにきづけることは お得だなっておもったりする

声量や 音程 デッサンの正確さだけがすごさでもない
仕事である以上は  品質保証としての最低限は必要だけど
それを前に出すだけなら ただの技術デモンストレーション
表現 とは違う

技術あったうえで醸す世界
そこからを「表現」と 呼ぶんだとおもう

魅力=魔力
そのひとの中心とのリンクの強さだったり
そのことに注いできた時間と熱中が
化学反応してうまれる

それが表現の軸になるんじゃないかなー

だから
自意識のドロドロゴテゴテを洗い流してからでないと
まっすぐ発信されないし 届かない

デコレーションは そこを理解してからのおはなし
借り物のデコレーションまみれで
それを個性と勘違いしてたら先に進めない

濃密を育てたうえでの 大胆な引き算
だから表現て難しいし おもしろくてやめられないのかも

リリィミンツ
SSMP
* ずっとウタうシゴトしています*

いいなと思ったら応援しよう!