生きることがつらいのは、、、
君がもし、いま、逃げたい、生きるのがつらい、死んでしまいたい、と感じていたなら。それはきっと、とても頑張っていたからではないでしょうか。ずっと苦しみに耐えてきて、もう耐えきれなくなってきたんではないかと水無月は思います。そんな自分をちゃんと褒めてあげて欲しいのです。生きるのがつらいと感じる人のなかに頑張っていない人などいないのですから。
もしかしたら自分を嫌いに感じてしまっているかもしれない。もしかすると存在意義を感じられない、という人もいるかもしれない。
でも、存在意義がなかったら最初から存在していないはず。
居なくなればいいなんて思わないでほしいのです。
死ぬ理由と、死ぬのをやめる理由と、生きる理由と。たくさんの理由がうごめいているのではないでしょうか。
死ぬ理由は本当に要る理由ですか? 本当に死が必要な理由ですか?
別の方法があるのに見つけられていないのではないですか?
死ぬのをやめる理由、生きる理由はたくさんあると思います。そしてあなたが居なくなれば未来で出逢う友人や同志が悲しみます。もちろん身近の人だって。もしそれでもそんな人は未来にも居っこない、と思うのならば、この水無月リリーのわがままと思って生きることを選んでいただけませんか。
家庭、学校という枠は驚くほど狭く小さいです。檻のようにさえ感じます。でも外に出てみれば多様な考えを持つ自分と合う人がたくさんいて、理解してくれる人わかってくれる人はたくさんいるのです。
現に変わり者のような目で見られていた水無月のことを、変じゃないよ、わかるよ、同じだよ、と言ってくれる人に出会えました。そういう人たちに出逢って、いかに自分が狭く生きていたかを痛感しました。同時に世界の広さを知りました。
“鼓動を打っている、息をしている”それだけで尊いです。
だから、もう少し、をたくさん重ねて、鼓動を打って、息をして。生きて欲しい。