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関心事とリテラシー
「〇〇のことは日本でほとんど報道されない」と嘆く活動家や非営利団体は少なくない。
それは仕方ないと思う。遠い世界のどこかで起こっている紛争よりも、市民の今日の生活に直接関わることに関心が集まるのは当然だろう。実際の距離も関係性も遠ければ遠いほど、ニュースにはなりにくい(もちろん例外もある)。
だから、自分の活動分野が注目されない場合に、広報や宣伝が必要になるのだ。
いくら新聞を読んでもネットで検索しても、世界中のすべてを知り尽くすことはできない。
だが、あらゆる情報をキャッチするアンテナと、それを正しくインプットする能力は必要だ。そして、自分の頭のどこかに引っかかった時に追究できる好奇心も大切だと思う。
情報をキャッチし、正しくインプットして、時には探求する、ここまでが「リテラシー」に含まれるのではないか。
政治家に文句の一つも ぶつけて