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#書く習慣1ヶ月チャレンジ Day14 -これまで夢中になったモノやコト-
書く習慣1ヶ月チャレンジ、14日目。
テーマは「これまで夢中になったモノやコト」
私がこれまで夢中になったのは、
「 高校受験の英語 」
だと思う。
これまでダンスだとか韓国語だとか、色々興味を持ってやってきたものはあるけれど、"夢中になって"というのを考えると、一番はこれだと思う。
高校受験の英語というか、正しくは、高校受験の為に通っていた塾での英語の授業(課題含む)だ。
何故それに夢中になったかというと、
英語の先生が好きだったから。
( なんと浅はかな理由であることか )
といっても、恋愛的に好きだった訳では無い。人として、とても素敵な人だったからだ。
どこの塾へ行くか決める際、母が近所の幾つかの塾へ話を聞きに行ったところ、その先生をいたく気に入り、「あんたも絶対好きなタイプだと思うよ」と言われた。
母の読み通り、私はしっかりとその先生の虜になった。
授業はとても分かりやすく、甘すぎず厳しすぎず、生徒をちゃんと見てくれて、質問に行けば丁寧に答えてくれる。
中学生のヤンチャなイタズラにも付き合ってくれた。
中学最後の合唱コンクール(学校行事)を見に来てくれたりもした。
その先生のおかげもあり、私は勉強が好きになった。
先生に褒められたくて、英語の課題だけは人一倍量をこなした。
廊下に張り出される英語課題の進捗表は、私ともう1人だけがびよーんとA4用紙1枚分、他の生徒よりも飛び出ていた。(TMI。もう1人は当時の彼氏である。その子と競っていたのも理由のひとつ。)
他の教科も同じくらいやってるかー?と先生に小言を言われたりもしたが、「先生がやれっていうなら他の教科もやるわ」くらいの気持ちでやっていたように思う。
結果的に、最初E判定を受けた志望校に、見事合格した。
あの期間は、私がこれまでの32年で一番頑張ったといえる期間だったし、夢中で楽しくて仕方なかった期間だった。
先生然り、周りの友人達がその環境を一緒に作ってくれていたと思う。
仲の良かった友人は、私よりも成績が数倍良かったが、それをひけらかす事無く、毎日遅くまで隣で勉強をしてくれた。今でも本当に感謝している。
情熱と愛情を持って、私に学ぶことの楽しさを教えてくれた先生。
今どうされているのか分からないけれど、あの時と変わらずに生徒達と向き合ってくれていたらいいな。
"高校受験"というイベント自体に夢中になっていた気がするけれど、歳を重ねて振り返ると、私にとっては周囲の環境や人が自分に大きく作用するのだなぁと感じている。
これから先、またあんな幸せな環境に身を置く事ができるだろうか。そうなるといいな、なんて希望を持ちながら。
先生と友人達へ、感謝を込めて。
今日も頑張ろ。