人と眠るのが苦手、そんな私が誰かと眠る毎日が来るなんて。
就寝時は全ての個性を滅して寝たいのにそうもいかないね。
1人で寝たい。友人彼氏関係なし。
なぜ、睡眠を人ととらなければいけないのか。
そもそも人と寝るのが苦手だ。
どんなに好きな人とでも、どんなに気を許した友人とでも1人で眠りたい。
友達でも気を使ってしまう。
寝た気がしない。
など、腕枕で寝れて幸せとは微塵も思わないのだ。
例え性的な何かがあったって「お疲れ様でした〜」と解散してひとりで寝たい。
もちろんそんなことはしないんだけど。
寝てる時にキョンシーになる。
私には変な癖がある。
寝ている時に手を変に動かすのだ。
何とも形容できないけど、キョンシーのような感じかな。懐かしくなった。私もテンテンちゃんに夢中だった。
それはそれは奇妙だろう。
私にもその意識はあるけど止められない。
霊的なものでもないんだけど、本当に奇妙なのだ。
毎日ではないけど、確実に月1はキョンシーが出てくる。
そして、たまに寝言を言うらしい。
声の大きさに驚いた彼は、それで目が覚めて寝れなくなったことがある。
内容は何だかよくわかんないけど、怒っているような感じだったらしい。
元彼の時のトラウマ
同じようなことが元彼の時にもあった。
ドライブ中に発された彼のトーンは神妙だった。
「寝言言ってるよ」
私は初めてその事実を知って恥ずかしくなった。20代の私。
だからどうしろと?どうすればいいの?
その後変な空気になったのを覚えている。
そして逆ギレ。
「じゃあもう泊まるなってこと?」
「そうじゃない」
あのときの正解は何かわかんないけど。
ガールフレンドの奇妙な寝言を彼は受け入れてくれなかったんだと思う。
そしてもう一つ問題がある。
少し品のない話になるが、生理現象なので仕方ない。
寝ている時にお○らをしてしまうのだ。
友達に話したら、それは寝っぺというらしい。
昔からそうなのだ。
しかもそれは生理の時に高確率で。
相手も寝ていればいいのだが、うっかり起きている時もあるし、何なら自分のその音で目が覚めたこともある。
コントなのです。コントならそれでいいのですが、一般女性には不要なのです。
全てが受け入れられて、誰かと眠れる時が来るなんて。
そんな私も毎日人と寝ています。
気にならない。
まるでひとりのように眠れる。
それがいいのか悪いのかわかんないけど。
受け入れてもらえたからかな。
キョンシーも寝言も。
そしてその他も。
気づかないフリしてくれてるのも知ってるし、キョンシーを面白がってくれてありがとう。
寝ている時はどんな人でもワイルドになってしまうだろうし、取り繕うことなんてできない。
だからこそ受け入れてほしいと思うし、私も耳栓をして眠る。
人と眠るなんて私にとっては不自然なのこと。
工夫して対策するしかない。
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