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Visst kan Lotta nästan allting(ロッタちゃんとクリスマスツリー)
※ Instagram からの転載です
作:Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)
絵:Ilon Wikland(イロン・ヴィークランド)
1977年印刷(発表:1977年)
日本で「ロッタちゃんとクリスマスツリー(偕成社 刊)」として出版されている絵本の原書となるスウェーデン語版となる作品です。
本来のスウェーデン語タイトルは邦題とは違い「ロッタちゃんはだいたいなんでもできる」という意味で、自分はもう十分に何でもできると思いこんでいる幼いロッタちゃんの微笑ましさを表しています。
クリスマスなのに肝心のクリスマスツリーが街中で売り切れてしまって手に入れられなかったロッタちゃん一家ですが、そんなロッタちゃんに幸運が訪れます。
この「ロッタちゃん」シリーズを基に映画も作成され、日本でも2000年に映画が公開され知名度を得ました。ロッタちゃんが大事にしているブタのぬいぐるみの「バムセ」もこの絵本で重要なアイテムになっていますが、スウェーデンで「バムセ」といえばクマを表す言葉です。しかし、ロッタちゃんはブタのぬいぐるみをクマだと思い込んでいるからバムセと名付けました。