おっぱいと息子の話　＃キナリ杯

まず、この話はエロい話ではありません　笑

タイトルの通り、おっぱいと息子のほのぼのとした話です。

私には娘と息子の２人の子供がいます。
娘は小学生なのですが、息子はまだ１歳３ヶ月です。

たまに、上の子と年の差があるので「再婚？」と聞かれるのですが
そんな贅沢なことはしていません。
同じ旦那です😂

娘に兄弟を作ってあげたくて何年も頑張ったけど全然妊娠しなかったから
泣く泣く諦めたんです。
ありがたいことに娘は授かっていることだし、
娘のためにも仕事頑張るぞ！とフルスロットルでフカしていました。

とある夜、久しぶりに旦那と仲良くしたらまさかのデキたんです。
人生はキナリです！


久しぶりの赤ちゃんは本当に本当に本当に可愛くて、
舐めくり回していました。(現在進行形で舐めくり回していますw)

娘は娘で可愛いのですが、男の子もそりゃあもう可愛いです。
しかも我が家は上の子がもう小学生なので赤ちゃん返りもなく、
母性本能が出まくり小学生なため娘と一緒に舐めくり回していました。

久しぶりの授乳も愛おしくて
私の人生でこれが最後の授乳なんだなあ、と思うと感慨深くて涙が出ました。（多分、産後で情緒不安定。すぐ泣く私）

が時は無情にも育休終了のホイッスルが・・・

娘の時は保活をしくじってしまい、何年も待機児童になりノイローゼ気味になった経験を元に早めに保活をしたらまさかの一発で内定してしまったのです・・・
もっと休みたかったし、赤ちゃんを堪能したかった・・・泣


しかし、仕事もあるし子供のためにも家計を考えなくてはいけない母は
後ろ髪を引かれる思いで息子を保育園に預け仕事をするのでした。

寂しい母をよそに、保育園の先生にたっぷりの愛情を注がれ
息子は順調に成長していき
今では食事もしっかり食べ、
ハイハイも歩くのも人一倍早く、体もしっかりしており
頼もしい男の子に育っています。

生まれる前から保育園の内定をいただいていたので
しっかり計画を立て、母乳とミルクの混合で育てていきました。

完全母乳育児だと保育園やシッターさんに預けた時に大変なのです。
赤ちゃんもストレスになるので哺乳瓶からミルクを飲める子の方が人生お徳です!　

これは第二子以降だからわかる母親の経験談かもしれません。
（母乳じゃないと愛情が無いというのは真っ赤な嘘ですよ！）

月齢が低い頃は規則正しい生活が良かったのか
無駄におっぱいを求めることもなく夜もぐっすり寝てくれました。

娘が赤ちゃんの頃も、案外夜にしっかり寝てくれて
１歳になったらすぐに卒乳してくれたので
息子もあっけなく授乳は終わってしまうのかなあと思っていました。

男の子ママからの噂では
「男の子のおっぱいへの執着は長いよー」とは聞いていたし
おっぱいを求めてママの上着を引っ張っては困らせている男の子をよく見かけました。


今人気の漫画
「ママはテンパリスト」にも

息子ごっちゃんのおっぱい熱がツラツラと描かれていましたね。

ママにおっぱいを飲ませてもらうために人気の居ない２階に呼び出したり、
卒乳のためにママが自分のおっぱいにゴルゴ13を書いたり
そのゴルゴ13に立ち向かって行ったり・・・

ママと息子の攻防戦です。

ネットにも「卒乳」で検索すると大体が息子ネタが多いのです。

男の子とおっぱいって・・・うーーーーん・・・

しかし我が家の息子はそこまで執着も無さそうだし、
ミルクもご飯もよく食べるので心配は無いだろう、と高をくくっていました。


が、しかし

このコロナ禍で保育園は休園になり
約２ヶ月ほど子供たちとべったりな毎日を過ごしているうちに・・・

息子のおっぱい熱は以前以上に増してしまったのです・・・

娘の宿題やら習い事のオンラインレッスン、三食分の用意に家事炊事、
はたまた自分の仕事に、旦那のリモート会議でのピリピリと、
狭い我が家ではキャパオーバーな事例が多発し
息子も息子でストレスを感じてか、私から離れなくなってしまいました。

もちろん私もキャパオーバーで、
ギャーギャー泣きわめく息子を瞬時に黙らせるために
自分の乳首を口に突っ込んでは事無きを得てタスク完了に邁進するのです。


まあ、それを繰り返していたら息子だっておっぱいが精神安定になってきてしまいますよね。
その場しのぎでかわしていた私が悪いのですが、そこからの息子のおっぱい熱は凄かったです。



まずは、１歳２カ月にして発する言葉が増え過ぎて
「おっぱい」という言葉をいとも簡単に言ってしまいました。
最近は発音が面倒臭くなったのか
「オッパー」と韓流映画さながらな物の言い方です。

ちょっと抱っこするものならば、
自ら体をくねらせお姫様抱っこに体勢を変え「ママ、オッパー」
と放つのです。韓国語だとママお兄さんでしょうか？

そしてそれを無視すると、釣り上げたばかりの活きのいいカツオのように
全身で身悶えるのです。
そして「おっぱいおっぱい！！！」　（ここは正式名称らしいです。）


大好きなしょうゆ味のおせんべいを食べている時に
フと喉が乾いたのでしょうか？
コップやストローで飲むとまだちょっとこぼすし難しいから
近くにあるオッパーで喉を潤したくなったようです。
暴れだすからこっちも面倒臭くなり乳首を口に突っ込むと
息子の口の中にまだ入っていたおせんべいの破片の鋭い部分が乳首に刺さって
ギャーっと今度は母が身悶えるのです。

これは授乳に慣れ、皮膚が伸びて痛点の鈍くなった乳首をした私でさえ痛くて泣きたくなるのです。


まだおっぱいネタはありますよ・・・

お昼寝や就寝時の睡眠導入おっぱいも復活してしまいました。
前はパパの背中トントンでも寝てくれたのですが
もうおっぱい無しでは寝てくれません。

しかも、最近は自分の口に入れているおっぱいの他に
もう一つの方のおっぱいも気になり始め、
わさわさ〜、ムギュッ、と手を替え品を替え触ってくるようになりました。

くすぐったいので息子の手をどかしたり、
ナイトブラの様な脇肉からがっちりガードしてくれるブラで防御してみたのですが、
触らせろー！と言わんばかりに怒り出して
寝ぼけている私の顔面を叩いたり、服の上からつまんできたりとなかなかの攻撃を仕掛けてくるのです。
これ又、惰性に負けた私は両方のおっぱいを全面解放。
気づくと毎晩おっぱい全開で寝ている私です。
旦那も見て見ぬ振りなのか、見てもなんとも思わないのかノーリアクションです　笑

こんなに「ママいないと怒るぞ！」と主張がはっきりしてきた息子ですが
私がいない時はこんなに暴れたりしないそうです。
なんなら、姉とパパとキャッキャ言って遊んでいます。（私も影からこっそりと何回も目撃しています　笑）

旦那が言うには、
「いなきゃいないでなんとかなるけど、
ママが近くにいるからとりあえずおっぱい出せ」マインドじゃない？とのことです。
私の存在って・・・

そろそろ保育園も再開の連絡が来だして、また以前の様な日常に戻りつつあります。
息子は私の惰性のお陰ですっかりおっぱい星人になってしまいましたが、
保育園では大丈夫なのでしょうか。
ちょっと心配な反面、
なんとなくではあるのですが「この子は大丈夫だな」、という自信もあると言えばあります。（どっちだよ）

今は毎日何回もおっぱいを出して疲れ切っているのですが
もう子供を産む予定も無いし、産めないし、
人生最後のおっぱいをフル活用していこうと思っています。

この授乳が終わった頃には、私のおっぱいはひとみ婆さんの様になっているでしょう。
それでも私は構いません。
温泉や銭湯に行った時ちょっと恥ずかしいですが・・・
それでも構いません。

でも、もし経済的に余裕があったらちょっと豊胸したいところですが
その時に考えるとしましょう。

最後に、
私と息子のおっぱい話にお付き合いいただきありがとうございました。
お子さんがいる方なら、あるあるネタだと思いますが
未婚の方やこれからお子さんが欲しいなあ、という方でしたら
謎な未知の世界かもしれません。
日々、世のお母さんたちはこの謎な攻防戦（おっぱい以外も含）を
誰も見ていないところで繰り広げております　笑

でも皆んな赤ちゃんだったから
おっぱい攻防戦は大体の人が通った道かも、と考えると笑えてきますよね。

ですのでこれからは
垂れていたり、まな板の様な胸などを見かけたら敬意を評して心の中で敬礼してみてください。
理解してくれた人ならゆっくり瞬きをしてアイコンタクトをしてくれるでしょう。よくわからなかった人は「どこ見てんのよ！」と睨んでくると思います🤣

ひとまずおっぱいへの敬意を忘れず過ごしてください。
誰しも１回は吸ったことのあるものです。
よろしくお願いいたします。



ご静覧ありがとうございました🧡